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3_Level_ZZ_Semaforとは
ジグザグ(ZigZag)インジケーターをベースにした相場の反転ポイントを示すカスタムインジケーターです。
特に、相場の「天井(高値)」や「底(安値)」を分かりやすく視覚化する目的で作られており、チャート上に「①小さなドット」
「②中くらいのドット」「③大きなドット」という3段階のマークを表示します。
- 小(レベル1):短期的な反発点
- 中(レベル2):中期的な反発点
- 大(レベル3):長期的な反発点(トレンド転換の可能性大)
つまり、3_Level_ZZ_Semaforは「相場の転換を3つのレベルで視覚的に捉える」インジケーターです。
どのようなインジケーター
- 系統:トレンド転換系(リバーサル系)
- ベース:ZigZag(高値・安値のスイングを抽出する)
- 特徴:価格の波形を追跡し、直近の天井・底を示す
「スイング・ポイント検出型のオシレーター/トレンド判定インジケーター」 に位置付けられます。
インプットの設定&解説

変数名 | 値 | 日本語訳 | 解説 |
---|---|---|---|
Period1 | 5 | 期間1 | 短期のジグザグ計算バー数。細かい波を検出。 |
Deviation1 | 1 | 乖離率1 | 価格変動の許容範囲。小さいほど敏感。 |
Backstep1 | 3 | バックステップ1 | ピーク認定に必要な最低バー数。 |
HighSymbol1 | 159 | 高値シンボル1 | 短期の天井を示すマーク。 |
LowSymbol1 | 159 | 安値シンボル1 | 短期の底を示すマーク。 |
Period2 | 13 | 期間2 | 中期のジグザグ計算バー数。 |
Deviation2 | 8 | 乖離率2 | 中期の価格乖離許容範囲。大きいほど確定が遅い。 |
Backstep2 | 5 | バックステップ2 | 中期のピーク認定に必要なバー数。 |
HighSymbol2 | 108 | 高値シンボル2 | 中期の天井マーク。 |
LowSymbol2 | 108 | 安値シンボル2 | 中期の底マーク。 |
Period3 | 34 | 期間3 | 長期のジグザグ計算バー数。大きな転換点に対応。 |
Deviation3 | 21 | 乖離率3 | 長期の価格乖離許容範囲。大きいほど大きな天底に絞られる。 |
Backstep3 | 12 | バックステップ3 | 長期のピーク認定に必要なバー数。 |
HighSymbol3 | 163 | 高値シンボル3 | 長期の天井マーク。 |
LowSymbol3 | 163 | 安値シンボル3 | 長期の底マーク。 |
インジケーターの 使い方
① 基本的な見方
- 小さなドット(レベル1)
短期の押し目や戻り目を示す。デイトレやスキャル向け。 - 中くらいのドット(レベル2)
トレンドの中盤で調整局面を示す。 - 大きなドット(レベル3)
長期的な転換点の可能性大。順張りと逆張りの分岐点。
② エントリー活用例
- 逆張り
レベル3のドットが出現したら、相場の行き過ぎを警戒して逆方向を狙う。
例)上昇中に大きな赤いドットが出たら、ショートを検討…など。 - 順張り
レベル3で一旦反転しても、再度トレンドが同方向に動くことも多いため、ドット出現後の押し目買い・戻り売りで順張り継続。
トレード戦略
戦略①:レベル3+サポレジ
- レベル3のドットが、過去のレジスタンス・サポート付近で出現 → 高確率で反転。
- 価格帯分析との併用が効果的。
戦略②:レベル3+MA(移動平均線)
- MAが上昇トレンドのとき → レベル3の底シグナルで買い。
- MAが下降トレンドのとき → レベル3の天井シグナルで売り。
戦略③:フィボナッチ併用
- レベル3がフィボナッチ 61.8% や 78.6% の押し戻し位置に出れば、強力な反転サイン。
注意点(インジケーターの弱点)
- リペイントする:ZigZag系特有の「確定していない過去のドットが消える」現象がある。
- 単体ではダマシが多い:移動平均線や出来高指標と併用推奨。
- 長期足での確認が重要:短期足だけだとノイズが多い。
まとめ
- 種類:トレンド転換・スイング検出系
- 特徴:3段階のドットで天井・底を示す
- 使い方:レベル3を基準にサポレジ・MA・フィボと組み合わせ
- 戦略:逆張りと順張りの両方で活用可能
おすすめの使用
👉 特に、初心者は「レベル3ドット+日足サポレジ」での反転狙いから入るのがおすすめです。
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