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RSI + Bandsインジケーターとは
RSI + Bandsは、オシレーター系の「RSI(Relative Strength Index)」と、トレンド・ボラティリティ系の「ボリンジャーバンド」を組み合わせたインジケーターです。
RSIの値をチャート下部に表示するだけでなく、その周囲にボリンジャーバンドのような上下バンドを描写することで、過熱感と変動幅を同時に可視化できるのが大きな特徴です。
- 分類:オシレーター系 × ボラティリティ系(複合インジケーター)
- 目的:RSIの過熱感(買われすぎ・売られすぎ)に加えて、バンド幅からトレンド強弱や相場の勢いを把握する
RSI + Bandsの基本構成
- RSIライン
- 通常14期間が多いが、短期なら9、長期なら25なども使われる
- 50を基準に上なら強気、下なら弱気を示す
- バンド(上下ライン)
- RSIの移動平均を基準に±標準偏差で算出
- RSIがバンドにタッチ or 突破することで「行き過ぎ」を判断できる
- 中央ライン
- RSIの移動平均線
- トレンド転換やモメンタムの方向を見やすくする
インジケーターの使い方
① 買われすぎ・売られすぎを確認
- RSIが上バンドを突破 → 買われすぎ(反落の可能性)
- RSIが下バンドを突破 → 売られすぎ(反発の可能性)
② バンドウォークを利用
- RSIがバンドに沿って推移する場合、強いトレンドが継続しているサイン
- 安易な逆張りではなく、順張りでエントリーが有効
③ ダイバージェンスをチェック
- 価格が高値更新しているのにRSIが上昇していない → 弱気のサイン
- 価格が安値更新しているのにRSIが下落していない → 強気のサイン
インプット設定&解説

変数名 (英語) | 値 | 日本語訳 | 解説 |
---|---|---|---|
RSI period | 14 | RSI期間 | RSIを計算する期間。一般的には14が標準設定。 |
Price | Close price | 適用価格 | RSIを計算する基準価格。通常は終値を使用。 |
Bands period | 20 | バンド期間 | ボリンジャーバンドの計算期間。RSIに対して20期間の移動平均を使用。 |
Bands deviation | 2.0 | バンド偏差値 | バンドの幅を決める標準偏差。2σで95%の値をカバー。 |
実践的なトレード戦略
戦略1:逆張りエントリー
- RSIが上バンドを突破 → 利益確定 & ショートの準備
- RSIが下バンドを突破 → 反発狙いのロングエントリー
※レンジ相場で特に有効
戦略2:順張りトレード
- RSIが上バンドに沿って推移(バンドウォーク) → 強い上昇トレンド
- RSIが下バンドに沿って推移(バンドウォーク) → 強い下降トレンド
※トレンド相場では逆張りより順張りの方が勝率が高い
戦略3:他インジケーターとの組み合わせ
- 移動平均線(MA):トレンド方向の確認
- 出来高系(OBV, MFIなど):ダマシを減らす
- ローソク足パターン:エントリータイミングを精密化
まとめ:RSI + Bandsは万能型インジケーター
- オシレーター系のRSIとトレンド系のボリンジャーバンドを融合した複合型指標
- レンジ相場では逆張り、トレンド相場では順張りに使い分け可能
- 単体でも強力だが、移動平均線や出来高系と組み合わせると精度がアップ
RSIだけ、ボリンジャーバンドだけでは見落としがちなポイントも補完できるため、初心者〜上級者まで幅広く活用可能です。
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