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Ninaインジケーターとは
Nina(ニーナ)インジケーターは、短期トレードやスキャルピングに特化したオシレーター系のカスタムインジケーターです。
独自のアルゴリズムを用いて 相場の転換点や押し目買い・戻り売りのチャンス を可視化します。
シンプルなサイン表示が特徴です。
インジケーターの仕組み
- 表示内容
- 黄ライン … トレンドの上限(売り圧力を示すゾーン)
- 青ライン … トレンドの下限(買い圧力を示すゾーン)
- 矢印サイン … 転換点シグナル(買い矢印=ロング候補、売り矢印=ショート候補)
- アルゴリズム
ボラティリティと価格変動率を組み合わせた独自の計算式。
移動平均やRSIよりも早めに反応するのが特徴で、短期足(M1〜M15)での利用に向いています。
インジケーターの使い方
基本ルール
- 買いサイン
青ライン付近で緑の上矢印が出現 → ロングエントリー候補 - 売りサイン
黄ライン付近で赤の下矢印が出現 → ショートエントリー候補 - フィルター推奨
単体では騙しが多いため、移動平均線やボリンジャーバンドでトレンド方向を確認すると精度アップ。
パラメーター設定&解説

変数 (英語) | 値 | 日本語訳 | 解説 |
---|---|---|---|
PeriodWATR | 10 | WATR期間 | ボラティリティ計算に使う期間。大きいほど安定、小さいほど敏感に反応 |
Kwatr | 1.0 | WATR係数 | 感度を調整。値を上げるとシグナルが増えるがダマシも増える |
HighLow | 0 | 高値安値の使用有無 | 0=終値ベース、1=高値安値ベースで計算。サインの敏感度に影響 |
cbars | 1000 | 計算バー数 | 過去何本のローソク足を計算に使うか。通常はデフォルトで問題なし |
from | 0 | 計算開始バー | 0=最新バーから計算開始。通常は変更不要 |
maP | 50 | 移動平均期間 | シグナル生成に使う移動平均期間。大きいほど滑らか、小さいほど反応が速い |
戦略①:トレンドフォロー型スキャルピング
- 5分足 or 15分足で利用
- 移動平均(例:EMA200)でトレンド方向を確認
- トレンド方向と同じ矢印サインが出たらエントリー
- 利確:10〜20pips
- 損切:直近の矢印反対サイン、または5〜10pips
戦略②:レンジブレイク狙い
- レンジ相場で青ラインと黄ラインが収束しているときは要注意
- ブレイク直後に矢印が点灯 → 大きな値動きが期待できる
- 特に欧州時間・NY時間開始のボラティリティ増加時に有効
戦略③:他オシレーターとの併用
- RSI or QQE と組み合わせる
- Ninaが買いサイン+RSI30以下 → 強力な買いチャンス
- Ninaが売りサイン+RSI70以上 → 強力な売りチャンス
メリットとデメリット
メリット
- サインが明確で初心者でも使いやすい
- 短期売買(スキャルピング)に特化している
- 他インジケーターと組み合わせることで高勝率化が可能
デメリット
- 単体ではダマシが多い
- レンジ相場ではシグナルが頻発
- トレンドの大きな波にはやや弱い
まとめ
Ninaインジケーターは、短期トレーダーやスキャルパーに特化した強力なツールです。
単独での使用よりも、移動平均線・RSI・ボリンジャーバンドなどと組み合わせて「トレンド方向の確認+矢印サイン」でエントリーするのが最適。
特に「欧州時間・NY時間のボラティリティの高い時間帯」での利用が勝率アップのポイントです。
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