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Heiken_Ashi_Smoothedとは
通常のローソク足に比べて「トレンドの方向」が明確に表示され、ダマシを減らしながら相場の流れを把握できます。
- 通常の平均足 → ローソク足を平均化してトレンドを可視化
- スムーズド平均足 → 平均足をさらに移動平均処理して「トレンドの継続性」を強調
インジケーターの特徴
- ノイズ(細かい上下動)を削除し、滑らかな価格推移を表示
- トレンド相場では方向性を明確に示す
- 色の変化(赤→青/青→赤)でトレンド転換を直感的に判断可能
Heiken_Ashi_Smoothedの使い方
1. トレンド方向の確認
- 青(陽線) → 上昇トレンド
- 赤(陰線) → 下降トレンド
- 色が変わらない間は「トレンド継続中」と判断できる
2. トレンド転換の判断
- 青から赤に変わったら売りサイン
- 赤から青に変わったら買いサイン
3. 補助的な使い方
- 単独でも使えるが、移動平均線(MA)やMACDなどトレンド系インジケーターと組み合わせるとさらに精度が上がる
パラメーター設定&解説

変数 (英語) | 値 | 日本語訳 | 解説 |
---|---|---|---|
MaMetod | 0 | 移動平均の種類① | 0=SMA、1=EMA、2=SMMA、3=LWMA。平均足の1段目スムージングに使用。 |
MaPeriod | 1 | 移動平均期間① | 期間が小さいほど感度が高く、大きいほど滑らかに。 |
MaMetod2 | 3 | 移動平均の種類② | 2段目スムージングの種類。3=LWMA(加重移動平均)で直近の動きを強調。 |
MaPeriod2 | 2 | 移動平均期間② | 2段目の期間。小さめ設定で転換を早めに捉える。 |
Heiken_Ashi_Smoothedを使った戦略
📌 戦略①:トレンドフォロー
- 色の変化を確認(赤→青、または青→赤)
- トレンド方向にポジションを持つ
- 損切りは直近の安値・高値に設定
👉 初心者でもシンプルで使いやすい戦略
📌 戦略②:スイングトレード
- 日足や4時間足で大きなトレンド方向を確認
- 1時間足・15分足で色の変化を狙ってエントリー
- トレンドが続く限り保有し、色が反転したら決済
👉 長期の流れと短期のエントリーを組み合わせて効率的に利益を狙える
📌 戦略③:複合インジケーター活用
- 移動平均線(MA)
→ Heiken_Ashi_Smoothedが青、価格がMAの上 → 強気サイン - MACD
→ Heiken_Ashi_Smoothedが赤、MACDもデッドクロス → 強力な売りサイン - RSI
→ 色転換+買われ過ぎ/売られ過ぎゾーンの確認でダマシを減らす
メリットとデメリット
メリット
- トレンドが一目でわかる
- 初心者でも判断しやすい
- 他のトレンド系インジケーターと相性が良い
デメリット
- レンジ相場では騙しが多発
- 色の変化が遅れるため「出遅れエントリー」になることがある
- 単独での使用よりフィルター併用が望ましい
まとめ
Heiken_Ashi_Smoothed(平均足スムーズド) は、トレンド方向を明確にし、ダマシを減らすための強力なインジケーターです。
特に初心者が「相場の流れをシンプルに捉える」ために有効で、トレンドフォロー戦略と組み合わせると高い効果を発揮します。
👉 単独使用よりも、移動平均線・MACD・RSIなどと併用することで勝率が安定しやすくなります。
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