FXTT MTF BOLLINGER BANDS

MT4:FXインジケーター

MT4:FXTT MTF_BOLLINGER BANDS 現在のチャート(例:M15)に 上位足のボリンジャーバンド(例:H1/H4) を重ねて表示できるカスタム指標

ひまわり証券

 FXTT_MTF_BollingerBandsとは


通常のボリンジャーバンドが「その時間足の平均±標準偏差」を描くのに対し、MTF BBは上位足のボラティリティ包絡(エンベロープ)を下位足に投影します。

これにより、下位足で細かくトレードしながらも 上位足の“見えない支持抵抗” を把握できます。

  • 中心線(赤など):上位足SMA(多くは期間20)
  • 上・下バンド(紫など):中心線 ±(標準偏差×係数)
  • 階段状に見える理由:上位足が確定したタイミングでのみ値が更新されるため

 何が優れているのか?

  • ノイズを除去:下位足の細かい揺れに振られにくい
  • 動的サポレジ:上位足バンドの外側やミドルで反応しやすい価格帯が一目瞭然
  • 環境認識が早い:ブレイクか回帰(平均回帰)かを判断しやすい

 インジケーターの基本的な使い方

  1. バンド位置でバイアス判定
    • 価格が上バンド〜ミドルより上:上昇優位
    • 価格が下バンド〜ミドルより下:下降優位
    • ミドル付近の横ばい:レンジの可能性

  2. ブレイク vs. 回帰(ミーンリバージョン)
    • 終値が上位足上バンドをブレイク&定着:トレンド拡大のサイン
    • バンド外に一瞬飛び出して戻る:行き過ぎ→ミドル回帰の可能性

  3. バンド幅(スクイーズ)
    • 幅が縮小:エネルギー蓄積。のちに拡大=トレンド発生しやすい
    • 幅が拡大:ボラ急増。押し目・戻りを狙う局面

 パラメーター設定&解説

変数 (英語) 日本語訳 解説
Bollinger Bands Period 20 期間 中心線(SMA)の期間。大きいほど滑らか・遅く、小さいほど敏感。
Bollinger Bands Deviations 2 偏差 上下バンドの幅(標準偏差の係数)。2.0が基本。大きいほど広がる。
Bollinger Bands Shift 0 シフト バンドを左右に平行移動(見た目のみ)。通常は0。
Upper Band line style Dot 上バンドの線種 実線/点線などのスタイル設定(見た目)。
Upper Band line width 3 上バンドの太さ 線の太さの指定(見た目)。
Upper Band line color Purple 上バンドの色 配色設定(見た目)。
Main Band line style Dot 中央線の線種 中心SMAの線スタイル。
Main Band line width 3 中央線の太さ 中心SMAの太さ。
Main Band line color Red 中央線の色 中心SMAの色。
Lower Band line style Dot 下バンドの線種 下バンドの線スタイル。
Lower Band line width 3 下バンドの太さ 下バンドの太さ。
Lower Band line color Purple 下バンドの色 配色設定(見た目)。

 実践戦略(再現性の高い3パターン)

戦略1:上位足ブレイクアウト追随

  • 対象:M15にH1のMTF BBを重ねる
  • 条件:終値がH1上バンド外で2〜3本連続 or 再テストで反発
  • エントリー:ブレイク方向へ順張り
  • 損切り:H1ミドル少し内側 or ATR(14)×1.5
  • 利確:バンド拡大が鈍化/下位足でダイバージェンス発生

戦略2:トレンド中の「ミドル押し・戻り」狙い

  • 対象:H1ミドル(赤線)をガイドにM15でタイミングを取る
  • 条件:上昇トレンド中にH1ミドルへプルバック→反発
  • エントリー:反発足の高値抜け(売りは安値抜け)
  • 損切り:反対側バンドの外/直近スイング
  • 利確:直近高値/安値 or バンド外タッチ

戦略3:レンジの端からミドル回帰(平均回帰)

  • 対象:バンド幅が長く収縮→レンジ
  • 条件上位足バンド外にヒゲでタッチ+戻り、オシレーター(RSI30/70など)で過熱を確認
  • エントリー:ミドル回帰方向へ
  • 損切り:バンド外に明確抜け
  • 利確:ミドル到達 or 反対側バンド手前
コツ

ニュース直後の急拡大は“継続”が多い。平均回帰狙いは避けるのが無難。

 推奨設定の目安

  • 期間:20(標準)
  • 偏差(Deviation):2.0(ボリンジャーの基本)
  • 上位足の選び方
    • M5で取引 → M30/H1 を重ねる
    • M15で取引 → H1/H4 を重ねる
    • H1で取引 → H4/D1 を重ねる

 他インジケーターとの相性

  • EMA200:地合いの確認(EMA200の上下で順張り)
  • ATR/Keltner:ボラ拡大の裏付け
  • RSI/QQE:平均回帰エントリーの過熱チェック
  • プライスアクション:ピンバー/包み足でトリガー明確化

 失敗を減らすチェックリスト

  • バンドのスクイーズ→拡大の順か?(いきなり逆張りしない)
  • 上位足ミドルの傾きに逆らっていないか?
  • 高インパクト指標の前後を避けているか?
  • RR(リスクリワード)1:1.5以上を確保できるか?

 よくある質問(FAQ)

価格がバンド外に出たら即逆張りでOK?

ダマシが多いです。戻り(再インサイド)確認か、オシレーターの過熱・上位足の地合いで必ずフィルタ。

どの上位足を重ねればいい?

1〜2階層上が基本(例:M15→H1)。遠すぎる足を重ねるとシグナルが遅くなります。



ID取得中…





ATRTrailStop_v3MT5:ATRTRAILSTOP_V3 ATRを活用したトレンドフォロー型ストップ管理」&「効率的に利益を伸ばす方法」前のページ

MT4:FXPNFINDICATOR2.0 クラシックな Point & Figureを扱いやすくしたインジケーター次のページFXPNF_Indicator_2.0

関連記事

  1. MA MaxExcursion
  2. asctrend_MT4
  3. MTF MASTER CANDLE V1
  4. Alex5757000_-_Multi_Moving_Aver
  5. VIPER BINARY SYSTEM
  6. SuperTREND
国内FX証券会社ランキング
厳選!MT4/5が扱えるFX証券会社
  1. ZigZag Corrected Fibo button

    MT4:描画ツール

    MT4:ZIGZAG CORRECTED FIBO BUTTON ボタン1つでジ…
  2. SR BREAKOUT ARROWS MTF

    MT5:矢印表示

    MT5:SR BREAKOUT ARROWS MTF ブレークアウトを矢印サイン…
PAGE TOP