

FerruFx_Trend+とは
FerruFx_Trend+ は、MetaTrader(MT4/MT5)で利用可能なカスタムインジケーターで、
複数のテクニカル指標(MA・CCI・MACD・ADXなど)を同時に計算し、各時間足ごとのトレンド方向を一目で確認できる ツールです。
裁量トレードでは「上位足の流れに沿って取引する」ことが鉄則ですが、時間足を切り替えて確認するのは手間がかかります。
このインジケーターを使えば、M1~D1までの相場状況を一覧化 でき、効率的に相場環境を判断できます。
インジケーターの詳細機能
FerruFx_Trend+ が表示する主な項目は以下の通りです。
- MA20 / MA50 / MA100:移動平均線(短期・中期・長期)の方向性
- CCI14:Commodity Channel Index(CCI)のシグナル
- MACD:トレンドの強弱を示すモメンタム系指標
- ADX14:トレンドの強さを測定
- BULLS / BEARS:買い勢力と売り勢力のバランス
👉 各インジケーターの結果が「UP(緑)」または「DOWN(赤)」で表示され、直感的に相場の方向性を把握可能です。
インジケーターの基本的な使い方
- チャート下部にパネルを表示
→ 各時間足(M1, M5, M15, M30, H1, H4, D1)のトレンド方向が一目で分かる。 - トレンドの一致を確認
- 複数の時間足で「UP(緑)」が揃っている → 上昇トレンドの信頼度が高い
- 複数の時間足で「DOWN(赤)」が揃っている → 下落トレンドの信頼度が高い
- 逆行に注意
上位足が「UP」、下位足が「DOWN」など矛盾がある場合は、短期的な逆張りか調整局面の可能性。
パラメーターの設定&解説

パラメーター | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
Coefs_high_TF | === SUM must be = 7 === | coef の合計は必ず「7」になる必要があることを示す注意書き。 |
coef_m1 | 1.0 | M1(1分足)の重み付け係数。短期重視にする場合に調整可能。 |
coef_m5 | 1.0 | M5(5分足)の重み付け係数。 |
coef_m15 | 1.0 | M15(15分足)の重み付け係数。 |
coef_m30 | 1.0 | M30(30分足)の重み付け係数。 |
coef_H1 | 1.0 | H1(1時間足)の重み付け係数。 |
coef_H4 | 1.0 | H4(4時間足)の重み付け係数。 |
coef_D1 | 1.0 | D1(日足)の重み付け係数。 |
Shift_Settings_test_only | === Format: 2007.05.07 00:00 === | テスト用シフト設定。通常利用では変更不要。 |
look_time_shift | 2007.05.07 00:00 | テスト用に指定する時間シフト。過去データ検証向け。 |
shift_indicators | 0.0 | インジケーターをシフトさせるオフセット値。通常は0。 |
test | false | テストモードの有効化。true=テスト用、false=通常利用。 |
実践的なトレード戦略
① 順張り戦略(鉄板)
- H1・H4・D1がすべて「UP」 → 上位足の流れに従いロング
- 下位足(M15, M30)で一時的な押し目を狙ってエントリー
② 逆張り戦略(短期スキャル)
- 上位足が「DOWN」、しかしM1~M15が「UP」に転換 → 短期的な反発狙い
- 利確は小さめに設定してリスクを抑える
③ フィルター活用
- 他のインジケーター(RSI、ボリンジャーバンド)と組み合わせ、FerruFx_Trend+のシグナルが一致した場合のみエントリー
- ダマシを減らし、勝率を高める
まとめ|FerruFx_Trend+で相場環境認識を効率化
FerruFx_Trend+ は「上位足の確認」+「複数インジケーターの同時分析」を一瞬でこなせる便利ツール です。
特に初心者にとっては「今の相場が上昇か下降か」を直感的に把握できるため、無駄なエントリーを減らす効果があります。