

MARVIN Non-Repaintとは
MARVIN Non-Repaint は、MT4で動作するシグナル表示型(矢印/ドット)の売買補助インジケーターです。
名称どおり「ノンリペイント(確定後にサインを書き換えない設計)」を謳うタイプで、チャート上に上向きサイン=買い候補 / 下向きサイン=売り候補を表示します。
スキャルピング〜短期デイトレ、またはバイナリーのエントリー・タイミング探しに向きます。
重要:ノンリペイント系でも足が確定する前に一時的にサインが出入りすることはあります。確定足ベースで判断しましょう。
項目 | 設定内容(目安) |
---|---|
プラットフォーム | MetaTrader 4 |
通貨ペア | 主要通貨(例:USDJPY / EURUSD / GBPUSD) |
時間足 | M1〜M15(例:M5が扱いやすい) |
推奨時間帯 | 欧州〜米国セッション(ボラが出やすい) |
バイナリー判定の目安 | 3〜5本先(M5→15〜25分) |
インジケーターの基本的な使い方
- サインの確定を待つ:リアルタイムで点灯したサインは、足確定後にも残っているかを確認。
- フィルターと併用:移動平均線(トレンド方向)、直近高安・ラウンドナンバー(場所)、ボラ(時間帯)を確認。
- エントリー:条件がそろった確定足の次足で実行。
- 出口:
- FX:直近高安の外へSL、利確は次の支持抵抗またはRR 1:1〜1:1.5。
- BO:判定3〜5本先を基準に、低ボラ時は+1本延長。
エントリールール
HIGH/BUY(上方向)
- サイン:上向きサインが確定足で点灯。
- トレンド:価格が短期MA(例:EMA20)より上、またはMA上抜け後。
- 場所:直近レジスタンスの“手前”でサイン連発なら見送り、ブレイクor押し目で。
- 実行:次足でIN。FXは直近安値下へSL、BOは3〜5本先。
タイムフレーム:M5以上
満期:3本のローソク足(M5の場合は15分)
LOW/SELL(下方向)
- 上記を反転(下向きサイン/MAの下/サポートの手前は見送り、戻り売りやブレイクで)。
相性の良い戦略
- トレンドフォロー型:MA200で上位トレンドを判定し、その方向だけサイン採用。
- プルバック型:急伸後の押し目/急落後の戻りでサインが出たら採用(RRを取りやすい)。
- ブレイクアウト型:狭いレンジの高安ラインを引き、ブレイク方向+サイン一致で。
検証・運用のコツ
- 過剰最適化を避ける:パラメータは小幅調整に留め、別期間でフォワード検証。
- ニュース回避:高インパクト指標の前後30〜60分はノートレード。
- 資金管理:1トレードのリスクは資金の1〜2%。3連敗で休憩などの安全弁を。
よくある失敗と注意点
- サイン単独で飛び乗る → トレンド・場所・時間帯のフィルターで合致を確認。
- 確定前サインでエントリー → 確定で残ったサインのみ採用。
- レンジ中央での順張り → ブレイク余地がないため期待値が低い。端(高安)寄りで待つ。
- 低ボラ時間の多用 → アジア後半などは勝率が落ちやすい。欧州〜米国を中心に。
まとめ
MARVIN Non-Repaint は、シンプルなサイン表示でタイミングを可視化できる短期向けの補助インジケーターです。
確定足ルール/フィルター併用/資金管理を徹底し、欧州〜米国時間 × M1〜M15 ×(BOなら)3〜5本先を基本に運用すると再現性が高まります。