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WPR SI Signal Arrow MT5 とは
WPR SI Signal Arrow MT5 は、オシレーター系インジケーターの一つである Williams %R(ウィリアムズ%R) をベースに、売買サインをチャート上に矢印で表示するツールです。
通常のオシレーター表示とは異なり、チャート上に 上向き矢印(買いシグナル) と 下向き矢印(売りシグナル) を直接描画するため、視覚的にわかりやすく、エントリータイミングの判断をサポートします。
インジケーターの特徴
- シンプルな矢印表示:買いなら緑矢印↑、売りならピンク矢印↓を表示。
- オシレーターの仕組み:Williams %R の水準から「買われすぎ」「売られすぎ」を判定。
- 初心者向け設計:難しい数値の読み取り不要で、矢印の出現だけを確認すればよい。
- MT5対応:MetaTrader 5 専用に開発されており、高速で安定動作。
インジケーターの使い方
- チャートに適用する
- MT5のインジケーター一覧から「WPR SI Signal Arrow」を選択。
- 自動的にチャート上に矢印が表示されます。
- 矢印の意味
- 上矢印(緑):売られすぎ水準から反転 → 買いエントリーのサイン。
- 下矢印(ピンク):買われすぎ水準から反転 → 売りエントリーのサイン。
- 時間足の選び方
- M15~H1でのデイトレードに適している。
- 短期足ではノイズが多いため、長めの時間足での使用がおすすめ。
インプット設定&解説

| パラメータ名 | 既定値 | 意味(日本語訳) | 解説・調整の目安 |
|---|---|---|---|
WPRSI_period |
27 | WPR+RSIの計算期間(中期寄り) | 小さくすると感度↑・サイン増(ノイズ増)。大きくすると安定↑・サイン減。M15〜H1のバランス設定。 |
filterUP |
10 | 上矢印(買い)のフィルター強度 | 値↑で厳選(だまし減・チャンス減)。順張り重視は8〜12が目安。強トレンド限定なら12〜15。 |
filterDN |
10 | 下矢印(売り)のフィルター強度 | 値↑で厳選(だまし減・チャンス減)。ボラ高い銘柄は10〜14、レンジ中心は8〜10が使いやすい。 |
用途別 推奨プリセット
| スタイル | WPRSI_period | filterUP | filterDN | 想定足 |
|---|---|---|---|---|
| スキャル(反応重視) | 14〜20 | 8〜10 | 8〜10 | M1〜M5 |
| デイトレ(バランス) | 27(既定) | 10(既定) | 10(既定) | M15〜H1 |
| スイング(安定重視) | 30〜50 | 12〜15 | 12〜15 | H4〜D1 |
- サイン多すぎ → WPRSI_periodを長く、filterUP/DNを上げる。
- 取り逃し多い → WPRSI_periodを短く、filterUP/DNを下げる。
- 強トレンド中の逆張り回避には、移動平均の傾きや上位足の方向でフィルターすると安定します。
トレード戦略
1. 順張り戦略(トレンドフォロー)
- 強い上昇トレンド中に「上矢印」が出たら押し目買い。
- 強い下降トレンド中に「下矢印」が出たら戻り売り。
- 移動平均線(MA)やトレンドラインと組み合わせると信頼度が高まります。
2. 逆張り戦略(オシレーター本来の使い方)
- 上矢印(緑)がレンジ相場で出たら買い、下矢印(ピンク)が出たら売り。
- 特にサポートライン・レジスタンスライン付近では有効。
3. フィルター併用
- RSI / ストキャスティクス:矢印サインとオシレーターが一致すれば強力なエントリー根拠。
- MACD:トレンド方向を確認し、矢印と同方向なら順張りでエントリー。
注意点
- だましシグナルに注意:特に短期足では矢印が頻発するため、フィルターを使うこと。
- トレンド相場での逆張りは危険:強いトレンド中は逆張りサインが機能しづらい。
- 損切りを必ず設定:矢印は確率的なサインであり、100%ではない。必ずリスクリワードを意識した資金管理を行うこと。
まとめ
WPR SI Signal Arrow MT5 は、Williams %R をベースにした矢印型サインインジケーターで、売買タイミングを直感的に把握できる便利なツールです。
- 初心者は矢印の出現だけでシンプルに売買判断が可能
- 上級者は他のテクニカル指標と組み合わせて精度を高められる
👉 「シグナルを視覚的にシンプルに捉えたい」「エントリータイミングを見逃したくない」トレーダーにおすすめのインジケーターです。
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