目次



Patternsよは
チャート上のInside Bar/Outside Bar/包み足(Engulfing)/Pin Bar/Harami(はらみ)/Morning Star/Close Price Reversal/Pivot Point Reversalなどを自動で検出してラベル表示するインジケーターです。
画像のように、検出バーに縦の点線と名前が付き、シグナルの見落としを防ぎます。
インジケーターの特徴
- 主要プライスアクションを網羅:単発・複合のローソク足パターンをまとめて検出
- 視覚化:該当バーへ点線+テキストでラベリング(Up/Downの区別あり)
- フィルタ連携:PivotやMA、トレンド判定と合わせると精度向上
- アラート対応(種類による):確定足で通知/リアルタイム通知の切替
- どの時間足でも使用可(M5~D1、推奨はM15/H1/H4)
ローソク足の検出パターン
| パターン(英名) | 日本語 | 強気/弱気条件(定義) | 典型的な使い方 | SL/TP目安 |
|---|---|---|---|---|
| Inside Bar | インサイドバー | 子バーの高値・安値が母バー内に収まる。 上抜=強気、下抜=弱気。 |
ブレイクアウト順張り。PP/前日高安での絞り込み。 | SL:反対側のブレイク外/母バー反対側 TP:次のR/SやR2/S2 |
| Outside Bar | アウトサイドバー | 包み足系。バーが直前の高安を同時更新。 | 勢いの転換/継続。方向確定の次足でエントリー。 | SL:パターン高安の外 TP:直近スイング/ピボット |
| Engulfing (Bullish/Bearish) | 包み足(強/弱) | 2本目の実体が1本目の実体を完全に包む。 | S/R・ピボットでの反転狙いが強い。 | SL:包み足の外側 TP:PP→R1/S1→R2/S2で分割 |
| Pin Bar (Up/Down) | ピンバー | 長いヒゲ+小さな実体。ヒゲ方向への騙し後の反転。 | トレンド回帰 or S/R反発。確定足で入る。 | SL:ヒゲ先外 TP:直近スイング/次のR/S |
| Harami (Bullish/Bearish) | はらみ足 | 母バーの実体内に子バーの実体が収まる。 | 保ち合い抜け待ち。方向はブレイクで決定。 | SL:母バー反対側 TP:次のR/S |
| Morning Star / Evening Star | 明星/宵の明星 | 3本構成の反転型。ギャップ/小実体を含む。 | 主要S/Rやピボットでの中~強い反転候補。 | SL:1波目の極値外 TP:PP→R2/S2 |
| Close Price Reversal (Up/Down) | 終値反転 | 終値が直前の勢いに逆行して確定。 | 短期の反転検知。単独より他要因と併用。 | SL:直近ヒゲ外 TP:PP/ミドル |
| Pivot Point Reversal (Up/Down) | ピボット反転 | PP・R1~R3/S1~S3付近での反転サイン。 | ピボット×パターンのコンフルで精度UP。 | SL:レベル外側 TP:次のピボット帯 |
| ※ ラベルは「シグナル確定バーの位置」を示す目印です。次のバーの確定やリテストを待つとダマシ回避に有効。 | ||||
インジケーターの使い方と戦略
1) 反転コンフル戦略(安全寄り)
- 条件:Pivot S1/R1 や主要S/Rで Pin Bar / Engulfing / Star が出現
- エントリー:次足の確定(反転方向)
- SL:極値の外側(スプレッド+α)
- TP:PP → R2/S2 へ段階利確(1:1 → 1:2)
- 補助:200EMAの向き、ADX>20 で環境認識
2) インサイドバー・ブレイク戦略(順張り)
- 条件:トレンド方向にInside Bar出現
- エントリー:母バー高値/安値のブレイク+リテスト
- SL:母バー反対側
- TP:次のR/S(R1→R2 など)
3) ニューヨーク時間の勢い継続(Outside/Close Reversal)
- 条件:ロンドン~NY序盤で Outside Bar or Close Price Reversal
- エントリー:方向確定後の一押し戻り/戻り売り
- SL:パターン極値の外
- TP:直近のスイング幅 or R2/S2
共通の管理:1トレードの損失は口座の0.5~1%、期待RRは1:1.5以上。指標前後は「確定+リテスト待ち」。
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
・主要パターンを一括検出、見落としを防ぐ ・ピボット/MAと重ねてコンフルを作りやすい ・確定足アラートでエントリーの迷いを減らせる |
・単独ではダマシあり(環境認識が必須) ・設定が緩いとシグナル過多/厳しいと機会減少 ・ニュース相場では機能低下 |
ID取得中…










