WOLF

MT4:描画ツール

MT4:WOLF 価格の行き過ぎから元の均衡点へ“戻る”動きを狙うためのパターン(Wolfe Waves)を、チャート上で自動検出してくれるインジケーター元の均衡点へ“戻る”動きを狙うためのパターン(Wolfe Waves)を、チャート上で自動検出してくれるインジケーター

 WOLFとは

  • スイングの1→2→3→4→5という5点で斜行するウェッジ(くさび)構造を見つけ
    • 目標線:1–4 を結んだ“EPAライン”(価格が戻りやすい線)
    • エントリー方向:Buy か Sell

      を描いてくれます。

 質の良い形の条件

  1. チャンネル感:1–3–5 が片側、2–4 が反対側のライン上に並び、ウェッジ状になっている。
  2. ポイント5の“行き過ぎ”:5 が 1–3 ラインをわずかにオーバーシュートし、すぐ内側へ戻る。
  3. 対称性:1→3 と 3→5 の時間/値幅が極端にアンバランスでない。
  4. ヒゲまみれは避ける:ノイズの多すぎる波は精度が落ちる。

 インジケーターの使い方

  1. 検出
     インジケーターが 1~5 を自動ラベルし、EPA(1–4)ラインを表示。

  2. 品質チェック
     上の条件を満たすかを確認。重なり(ピボット、前日高安、200EMA など)も見る。

  3. エントリーのトリガー
     - 反転確定型(やや攻め):5 が内側へ復帰確定した足で入る(ピンバーや包み足が出ると理想)。
    • コンサバ型:5 形成後、短期の2–4 ライン(ミニトレンドライン)ブレイク→リテストで入る。

  4. 利確・損切り
    • 第一目標:EPA(1–4)ライン到達。届いたら一部利確。
    • さらに伸びるなら次の節目(直近スイング、Pivot R2/S2 など)で段階利確。
    • 損切り:ポイント5の極値の外側。建値ストップへの繰り上げは早めに。

  5. 時間管理
     反転後に明らかな進展がない場合は時間切りで手仕舞い(“戻る相場”はテンポが出る)。

 パラメーター設定&解説

項目 現在値 日本語 機能(チャートへの影響) 調整の指針
ExtDepth 12 極値を認定するために遡る最小バー数 大きいほどノイズ除去が強く、転換点が少なく/遅くなる。小さいほど小波も拾い、検出が増える。 シグナル過多なら↑、出なければ↓。Backstep より大きめを維持。
ExtDeviation 5 新しい極値とみなす最小価格差 大きいほど一定の値幅が出ないと転換扱いしない(厳格)。小さいほど敏感で描画が増える。 ボラが大きい銘柄/時間帯は↑、静かな時は↓で微調整。
ExtBackstep 3 極値候補の付け替え猶予バー数 大きいほど確定が遅いが付け替えに強い。小さいほど早く確定するが描き直しが増えやすい。 描き直しが多い→↑/確定が遅い→↓。Depth より小さく設定するのが基本。
メモ:Depth > Backstep を保ち、Deviation はボラに合わせて微調整。Wolfeの品質(1–3–5 と 2–4 の対称性)も併せて確認。
Custom Indicator – Wolf|パラメーターの入力(和訳と解説)
時間足 ExtDepth ExtDeviation ExtBackstep コメント
M5~M15 12–20 5–10 3–5 デイトレ標準。スクショの 12/5/3 はバランス型。
H1 20–35 10–20 5–8 誤検出を抑えつつ機会を確保。
H4 30–50 20–40 7–10 大局の波を抽出。確定は遅いが信頼度は高め。

 トレード戦略戦略3選

  • A:反転確定エントリー
    5が内側復帰+ローソク反転サイン確認 → 順張り方向へ。
    RR(リスクリワード):最低 1:1.5、目標は EPA。

  • B:2–4ミニブレイク
    5の後、短期の戻り高値/安値(2–4線)をブレイク → リテストで入る。
    ダマシが減りやすい代わりに入る位置はやや遅い。

  • C:MTF合わせ技
    上位足(H1/H4)の地合いと同方向の Wolfe のみ採用。
    逆向きは見送り、EPAまでの到達率を優先。

 よくある失敗と回避策

  • 5の抜け過ぎ(深すぎるオーバーシュート):戻れないケースが増える → “わずかに抜ける”程度を選別。
  • ニュース直後に飛び乗る:EPAに届く前に再反転しがち → 指標前後は様子見、復帰とリテストを待つ。
  • 対称性の軽視:1→3 と 3→5 が極端に不均衡だと勝ちにくい → バランスの良い波を選ぶ。
  • 利確を一点勝負:EPAで分割利確・建値繰上げを徹底。

 相性の良い補助ツール(コンフル=根拠の重なり)

  • Pivot Point / 前日高安 / ラウンドナンバー:EPA付近の到達・反発の判断に。
  • 200EMA:地合いフィルタ。長期の向きと同方向を優先。
  • MTF_Candle・ローソク足パターン検出:復帰/リテストの確認に有効。

 メリット / デメリット

メリット デメリット
  • 明確なターゲット(EPA)があり、利確設計がしやすい。
  • 行き過ぎ→回帰”の性質に乗るため、ノイズに比較的強い。
  • コンフルを作りやすく、再現性の高い型になりやすい。
  • 綺麗な形は常に出ないため、選別が必要。
  • ニュースや強トレンドでは EPA 到達前に失速/反転することがある。
  • パラメータが緩いと誤検出が増える。
Wolfe Wave|メリット・デメリットまとめ



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