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TRENDLINE2とは
チャート上の直近スイング高値/安値から、
- 上昇なら 安値—安値
- 下降なら 高値—高値
を自動で結び、延長線(トレンドライン)を自動更新・色分けしてくれるインジケーターです。
画像では、上昇局面の上昇トレンドライン(点線)**が機能したのち、ライン割れ→下降トレンドラインに切り替わっているのが確認できます。
インジケーターの特徴
- 直近のスイング点から 上昇/下降のトレンドラインを自動描画。
- ライン割れ(終値ベースなどの条件)でブレイクを検知し、新しい反対方向のラインを再構成。
- ブレイク&リテストと3点目タッチ(第三接触)の両シナリオで使える。
どの時点でが線が描画されるのか
- スイング検出:Fractal/ZigZag 相当のロジック(Depth/Deviation/Backstep など)で“山と谷”を抽出。
- ライン構築:
- 上昇候補:直近の “高い安値2点” を結ぶ
- 下降候補:直近の “低い高値2点” を結ぶ
- 延長・更新:新しいスイングが確定するたびに角度を微調整し、右側に延長。
- ブレイク判定:終値がラインを一定のバッファ(例:0.2~0.5ATR or 指定pips)で抜けるとブレイク。
→ 反対方向のラインを組み直し、バイアス転換を示します。
インジケーターの基本的な使い方
- トレンド方向の把握:
ラインの傾きと価格の位置(上/下)で地合いを掴む。 - 3点目タッチ(第三接触):
2点で引いたラインに3回目のタッチが来ると反応が出やすい。綺麗な反発サインが出れば継続狙い。 - ブレイク&リテスト:
ラインの終値ブレイク → すぐ戻ってラインを裏側からテスト → その方向へエントリー。最も再現性が高い型。 - ラインの“質”を観察:
角度が急すぎる/接触回数が少ない/ヒゲだらけ…は信頼度↓。平滑で接触3回以上だと強いことが多い。
パラメーター設定&解説

| 項目 | 時間足 | 種別 | 現在の色 | 意味 / 用途 |
|---|---|---|---|---|
| W1_R | 週足 | レジスタンス | RoyalBlue | 週足の上値抵抗ラインの色 |
| W1_S | 週足 | サポート | FireBrick | 週足の下値支持ラインの色 |
| D1_R | 日足 | レジスタンス | RoyalBlue | 日足の上値抵抗ラインの色 |
| D1_S | 日足 | サポート | FireBrick | 日足の下値支持ラインの色 |
| H4_R | 4時間足 | レジスタンス | RoyalBlue | H4の上値抵抗ラインの色 |
| H4_S | 4時間足 | サポート | FireBrick | H4の下値支持ラインの色 |
| H1_R | 1時間足 | レジスタンス | RoyalBlue | H1の上値抵抗ラインの色 |
| H1_S | 1時間足 | サポート | FireBrick | H1の下値支持ラインの色 |
| M15_R | 15分足 | レジスタンス | RoyalBlue | M15の上値抵抗ラインの色 |
| M15_S | 15分足 | サポート | FireBrick | M15の下値支持ラインの色 |
| Tips:上位足は濃い色/太め、下位足は薄め/細めにすると重なっても識別しやすく、R=赤系・S=青系など色の意味を統一すると直感的です。 | ||||
Custom Indicator – Trendlines2|色の設定一覧
トレード戦略3選
1) ブレイク&リテスト(王道)
- 条件:終値がラインをバッファ付きでブレイク。直後の戻りがライン裏タッチで拒否。
- エントリー:拒否の足(ピンバー/包み足/小戻りの安値割れ等)で順張り。
- 損切り:リテスト高安の外側 or ラインの外に ATR×0.5。
- 利確:直近スイング/Pivot R1/S1→R2/S2 で分割利確。RR 1:1.5 以上を確保。
2) 第三接触の継続(トレンドフォロー)
- 条件:トレンドラインに3回目が到達し、反発のプライスアクション。
- エントリー:反発確定で継続方向へ。
- 損切り:ラインの少し外(ヒゲ先の外)。
- 利確:直近の高安更新、チャンネル上辺/下辺(※ラインをコピ―して平行線を作ると目標が明確)。
3) MTF合わせ技(安全寄り)
- 条件:上位足(H1/H4)のライン方向と同じ方向だけを採用。
- 運用:上位足は地合い、下位足(M5/M15)はタイミング。
- 補助:MTF_Candle / Pivot / 前日高安 / 200EMA とのコンフルを重視。
よくある失敗と対策
- 初回タッチで逆張り連発 → 3点目まで待つ/パターン確認を追加。
- 髭での“なんちゃってブレイク” → 終値+バッファ必須。
- 急角度ラインに固執 → 斜度が緩いラインの方が持続しやすい。
- ニュース直後にエントリー → 指標は一度ラインを壊して再構築することが多い。落ち着くまで待機。
リスク管理
- 1トレードのリスクは口座の 0.5~1%。
- 分割利確+建値繰り上げでドローダウンを浅く。
- 連敗時はボラに合わせて Buffer↑ & 期待RR↑ に再調整。
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