Fractals - adjustable period tr

MT4:描画ツール

MT4:FRACTALS ADJUSTTABLE PERIOD TREND LINES  トレンドラインや平行チャネルを自動描画するインジケーター

 Fractals – adjustable period trend linesとは

Bill Williamsのフラクタル(確定したスイング高値/安値)を基準に、トレンドラインや平行チャネルを自動描画するインジケーターです。


チャート上では、水色の点=高値フラクタル、ピンクの点=安値フラクタル。最新のフラクタル同士を結んで下降/上昇ライン、必要に応じて平行チャネルも引かれます。

 インジケーターの特徴

  • 相場構造が一目で分かる:どこが直近の山・谷か、どの角度でトレンドが進んでいるかを自動で可視化。
  • 再現性の高い描画:フラクタルは“左右にn本の足”ができると確定。確定後のポイントは基本リペイントなし(進行中は動きます)。
  • ラインワークの時短:手描きでやっていたTL/チャネル作成を自動化。

 インジケーターの基本的な使い方

  1. 時間足を決める(最初は M15〜H1 が見やすい)。
  2. Fractal Period を調整して、点が多すぎ/少なすぎにならないバランスに。
  3. 自動で引かれた 上昇/下降ライン・チャネル を確認。
  4. ブレイク or 反発 のどちらを狙うかを決め、上位足の方向に合わせて絞る。
  5. エントリーは足確定後に、Stop注文で入る(飛び乗り回避)。

 パラメーター設定&解説

変数名 日本語名 解説(役割・使いどころ)
FractalPeriod 25 フラクタル期間(深さ) 山・谷(フラクタル)確定の厳しさ。数値が大きいほど主要スイングだけを抽出し、ラインは安定。小さくすると敏感で点が増える。
UpperArrowDisplacement 0.2 上側矢印オフセット 高値フラクタルの矢印/マーカーをローソクからどれだけ離して表示するか(重なり防止の係数)。
LowerArrowDisplacement 0.2 下側矢印オフセット 安値フラクタルの矢印/マーカーのオフセット。上項目と同様。
UpperCompletedColor DeepSkyBlue 確定上側ライン色 確定済みの高値フラクタルを結んだトレンドラインの色(信頼度の高い区間)。
UpperUnCompletedColor Aqua 未確定上側ライン色 形成中の高値フラクタルを含む暫定ラインの色。進行中は位置が変動する可能性あり。
LowerCompletedColor PaleVioletRed 確定下側ライン色 確定済みの安値フラクタルを結んだサポート側ラインの色。
LowerUnCompletedColor HotPink 未確定下側ライン色 形成中の安値フラクタルを含む暫定ラインの色。先行指標としての目安。
CompletedWidth 2 確定ラインの太さ 確定したトレンドラインの線幅。見やすくやや太めに表示。
UnCompletedWidth 1 未確定ラインの太さ 暫定ラインの線幅。確定と視覚的に区別しやすいよう細め。
UniqueID FractalTrendLines1 識別子(オブジェクトID) このインジが作成するライン/矢印の命名プレフィックス。複数適用時は重複しない値に変更。

※ 判断はCompleted(確定)ライン優先。UnCompletedは“候補”として参照に留めると精度が上がります。
※ ノイズが多いときは FractalPeriod を上げる、反応が鈍いときは 下げる のが目安です。

 勝ちやすいトレード戦略3選

1)トレンドライン・ブレイク(順張り寄り)

  • 条件:上位足(例:H1)が上昇。下位足(例:M15)の下降TLを上にブレイク。
  • 入口:ブレイク足の高値+数ティックにBuy Stop
  • SL:直近の谷の外+ATR(14)×0.2–0.3。
  • TP:1.5–2.0R で分割、残りは対側チャネルや直近高値で。

2)チャネル下限での反発買い / 上限での反落売り(レンジ~トレンド初動)

  • 条件:チャネル内で価格が推移。下限+反転足(ピンバー/包み足)で買い。
  • 入口:反転足高値ブレイクでBuy Stop
  • SL:反転足のヒゲ先外。
  • TP:ミドル→上限の順で分割。

3)押し戻りの“確定フラクタル”待ち(順張り)

  • 条件:上昇トレンド中、押し目で安値フラクタルが確定
  • 入口:そのフラクタルを起点にした戻り高値ラインの上でBuy Stop。
  • SL/TP:上と同様。
  • コツ:フラクタル確定は2本待ちなので、早仕掛け防止に使える。

 よくある失敗と対策

  • 進行中の点に依存 → 最終のフラクタルは動きます。確定点だけで判断。
  • ラインを盲信 → 必ず上位足の方向水平S/R出来れば価格アクションを重ねる。
  • 指標直前のブレイク追い → 15–30分は回避。ダマシが増えます。

 推奨セットアップ

  • M15:Depth 3–4、チャネルON、アラートOFF(まずは目視)
  • H1/H4:Depth 4–6、チャネルON、ブレイクのみアラートON
  • 併用:EMA50/200 で大局判定、ATR でSL規格化、パターン系(包み足/ピンバー)でトリガー確認

 まとめ

Fractals – adjustable period trend lines は、「どこで波が折れ、どの角度で進んでいるか」を自動で示すラインワーク特化のツールです。
フラクタル確定+TL/チャネル+上位足方向を揃え、Stop注文・固定RR・分割利確を徹底すると、再現性の高いエントリーにまとまります。



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