MT4 BOLLINGER BANDS TRO MODIFIE

NT4:バンド系

MT4:BOLLINGER BANDS TRO MODIFIED VERSION ボリンジャーバンドの値が数値化表示されるインジケーター

 Bollinger Bands TRO MODIFIED VERSION とは

普通のボリンジャーバンド(期間20・偏差2が定番)に

  • 右端に Upper/Middle/Lower の現在値 をラベル表示
  • バンド幅(Range %)=スクイーズ/拡散の強さを数値化

    を追加した“見やすさ特化”の改良版です。

 何がわかるのか

  • Middle(ミドル)=20SMA。終値が上なら買い優勢、下なら売り優勢の目安。
  • Upper/Lower=±2σ。統計的な行き過ぎゾーン。
  • Range %=帯の広さ(ボラティリティ)。小さいほどスクイーズ=エネルギー蓄積、大きいほどトレンド中。

 インジケーターの基本的な使い方

  1. ミドルの傾きと位置関係で地合い判定(上=買い目線、下=売り目線)。
  2. Range %を見る。小さく収縮→ブレイク待ち / 大きく拡大→順張り継続が有利。
  3. タッチだけで逆張りしない。強トレンドは“バンドウォーク”しやすいので、ミドルの傾き・上位足・ローソク形で確認。

 パラメーター設定&解説

英語(パラメター) 現在値 日本語 解説
ShowGauge true 情報パネルの表示 右上のゲージ(Upper/Middle/Lower・Range% など)を表示するか。
myChartX 10 Xオフセット パネルの横位置(px)。
myChartY 100 Yオフセット パネルの縦位置(px)。
myCorner 1 基準コーナー 0=左上 / 1=右上 / 2=左下 / 3=右下。1は右上に固定。
myFont Courier New フォント パネルの書体(等幅は桁が揃って見やすい)。
myFontSize 12 フォントサイズ パネル文字の大きさ。
ShowPriceBox true 価格ボックス表示 右端の Upper/Middle/Lower の現在値ラベル(ボックス)を表示。
myLineWidth 3 線の太さ バンド線・枠線などの線幅(実装により適用範囲は多少異なる)。
myBoxWidth 3 ボックス枠の太さ 価格ボックスの輪郭の線幅。
BandsPeriod 20 期間 ミドル(基準MA)の本数。20が定番。
BandsShift 0 シフト バンド表示の左右シフト。通常は0。
BandsDeviations 2.0 偏差(σ倍数) 帯の広さ。1.8〜2.5でボラに合わせて微調整。
colorHead Orange ヘッダー色 パネルのタイトル・見出し色。
colorTop Chocolate 上限ライン色 Upper BB のライン/ラベル色。
colorMid Chocolate ミドルライン色 Middle(SMA)の色。
colorBot Chocolate 下限ライン色 Lower BB のライン/ラベル色。
colorUP Lime 上昇色 増加・上向きなどの強気表示に使用。
colorEQ Yellow 変化なし色 横ばい・同値などの表示色。
colorDN Red 下降色 減少・下向きなどの弱気表示に使用。

使い方の目安:Period 20/Deviation 2.0 を基準に、視認性は myLineWidth / myBoxWidth / フォントサイズで調整。 価格ボックスとゲージを表示しておくと、現在の帯位置とRange%が一目で分かり検証が楽になります。

 すぐ使えるトレード戦略3戦

① スクイーズ・ブレイク(順張り)

  • 条件:Range % が低下後、実体で 上限/下限をブレイク
  • IN:確定足で入るか、軽い戻し→再加速。
  • SL/TP:ミドル内側 or 直近スイング外/R=1.5〜2.0、or 反対側バンド手前で分割利確。

② ミドル押し目/戻り(継続)

  • 条件:ミドルが明確に上向き(下向き)。ミドル到達→反発で順張り。
  • フィルタ:上位足(例:H1)でもミドルの上(下)。
  • SL/TP:下限(上限)内側+ATR0.5/上限(下限)や前回高安。

③ レンジ逆張り(上級者向け)

  • 条件:ミドルが水平&Range % が安定。上限タッチ+反転足で売り、下限タッチ+反転足で買い。
  • TP:まずミドル、残りは反対バンド。SLは外側に小さく。

 よくある失敗と対策

  • 矢印/タッチ=即エントリー → ×。必ず確定足+上位足方向でフィルタ。
  • 強トレンドで逆張り連発 → バンドウォーク中はミドル回帰まで待つか順張りへ。
  • 指標直後 → バンド幅が落ち着くまで見送り。
  • Range % の基準が曖昧 → 銘柄/足ごとに、“スクイーズ”と見なす目安(例:M5で5〜7%未満など)を自分の過去検証で決める。

 時間足の組み合わせ例(MTF運用)

  • M5でエントリー × H1で地合い確認:H1ミドル上→買いのみ。
  • M15 × H1:スクイーズ→ブレイクをM15で拾う。
  • H1 × H4:スイングで帯外→内回帰やスクイーズ明けを狙う。

 最後のチェックリスト

  • 上位足と同方向か?
  • 根拠は2つ以上あるか?(ミドル反発+包み足+Range拡大 など)
  • 期待Rは1.5以上あるか?(ATRでSL/TP設計)
  • ニュース前後はサイズを落としているか?



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