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ATM_RSI_LiDoとは
RSIをベースにしたオシレーターに
- 2段階のゾーン(75/65/35/25)
- ライン+ドット(LiDo=Line + Dots)での転換可視化
を加えた“見やすさ特化のRSI改良版”です。スクリーンショットでは期間 RSI(12)、中央50ライン、上段65/75・下段35/25の破線、そして局所的な天底にシアンのドットが点灯しています。
ドットはRSIのローカル極値(一定本数内での高値/安値)を示し、反転サインやダイバージェンス確認を素早くします。
インジケーターで分かること
- 50ライン:上なら強め/下なら弱めの地合い。
- 65/35:トレンド継続の“基準ゾーン”。ここでの反転/反発は順張りで使える。
- 75/25:行き過ぎの“極端ゾーン”(レンジ時は逆張り、トレンド時はバンドウォークを警戒)。
- LiDoドット:RSIの局所天底。反転の起点・ダイバージェンスの視認に便利。
推奨設定
- Period(期間):12(デイトレ用の標準。スキャルは 8–10、スイングは 14–21)
- Price:Close(Median/Typicalでも可)
- Smoothing(ある場合):軽め(RMA/EMA)
- Levels:25 / 35 / 50 / 65 / 75
- Alerts(実装されていれば):ドット点灯&50クロスで通知
期間を短くすると反応は速くなりますがダマシ増。長くすると滑らかで遅行。まずは 12 で、銘柄と時間軸に合わせて±2~4本で微調整。
パラメーター設定&解説

| 原文(Parameter) | 現在値 | 日本語 | 解説 |
|---|---|---|---|
| RSIPeriod | 12 | RSIの期間 |
RSI を計算する本数。小さくすると反応は速くなるがダマシが増えやすい。大きくすると滑らかで遅行。 目安:スキャル 8〜10、デイトレ 12(標準)、スイング 14〜21。 |
ヒント:銘柄や時間足のボラに合わせて ±2〜4 本で微調整し、しきい値(25/35/50/65/75)と併用してルールを固定すると安定します。
すぐ使えるトレード戦略3選
1) トレンド押し目/戻り(順張り・安定型)
狙い:強い流れの継続に乗る。
条件
- 価格:上位足で上昇(高安切り上げ or MA上)。
- RSI:50超のまま 65→50〜40 台へ押す。
- LiDoドットが出た直後に再上向き。
エントリー:再上向き確定/高値更新でロング(売りは逆)。
損益:
- SL=直近押し安値の少し外 or ATR(14)×0.8–1.2
- TP=直近高値→分割利確、残りは50割れ or ドット反転で手仕舞い
2) スクイーズ→ブレイク(順張り・初動取り)
狙い:ボラ拡大の走り出し。
条件
- 値幅が縮小、RSIが45–55で横ばい。
- 50ラインを勢いよくクロスし、65/35を連続で維持。
エントリー:ブレイク足の確定でIN。
注意:75/25の極端帯にすぐ届く位置からは入らない(伸びしろが小さい)。
3) レンジ逆張り+ダイバージェンス(上級者)
狙い:行き過ぎの修正。
条件
- 中央付近で水平レンジ。
- RSIが75付近で頭打ちドット(または価格は高値更新・RSIは高値切下げ=弱気ダイバ)
エントリー:反転足確定でショート(下側は25付近の買い)。
利確:まず50ライン、残りは反対帯(35/65)。強いトレンドが出たらやめる。
よくある失敗と対策
- 75/25タッチだけで逆張り → トレンド中は張り付きが起こる。50の傾きと上位足方向を必ず確認。
- クロスの先回り → 確定前はブレやすい。確定足で判断。
- 指標直後の過敏反応 → RSIは急変動に弱い。ボラが落ち着くまで待機。
目的別の調整例
| 目的 | 期間 | 使い方 | 備考 |
|---|---|---|---|
| スキャル(M1–M5) | 8–10 | 50クロス+LiDoドットの回帰で小さく抜く | 指標・スプレッド拡大に注意 |
| デイトレ(M5–M15) | 12 | 押し目/戻り型(65↘50→再上向き) | ATR基準でSL/TPを数値化 |
| スイング(H1–H4) | 14–21 | ダイバージェンス+トレンド転換 | 週足の方向も確認 |
メリット/デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
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エントリー前チェックリスト
- 上位足の方向と50ラインの位置は一致しているか
- 65/35のゾーンで順張りの再開か、75/25でレンジの反転か、文脈は明確か
- 近くに**強い水平線(高安/VWAP/前日高安)**はないか
- SL=ATR×係数で R≥1.5 を確保できるか
- 重要指標の前後ではないか
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