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ZoneTrade_v2.4 とは
チャート上のローソク足を
- 上昇(買いゾーン)=緑
- 下降(売りゾーン)=赤
- 中立(レンジ/転換待ち)=灰色
の “3色” に塗り分けてくれる トレンド判定インジケーター です。
多くの配布版では、2本の移動平均(または移動平均の帯の傾きと価格位置) を基準に
- 価格が帯の上+傾き上 → 緑
- 価格が帯の下+傾き下 → 赤
- その中間やフラット → 灰
と判定します。
要するに 「いま買うべきゾーンか、売るべきゾーンか、様子見か」 を一瞬で把握できます。
インジケーターの仕組み
- トレンド判定:短期MA(例:8/9)と中期MA(例:21/34)の位置関係や傾きで方向性を決める
- 中立判定:MAが絡み合う/傾きが一定しきい値未満/価格がMA帯の内側 ⇒ 灰色
- 確定色:基本はバー確定で色が確定(リペイントなし)。確定前は色が変わることがあります
スクショのように、強い上げ区間は緑が連続、調整中は灰、反転後は赤が続きます。
パラメーター設定&解説

| 英語 | 日本語 | 現在値 | 解説(何を示す色か/使い方) |
|---|---|---|---|
| GreenZone | グリーンゾーンの色 | Green |
買い優勢(上昇トレンド)のときにローソクを塗る色。 ここでは“買いのみ検討/売りは見送り”の判断に使います。視認性を高めるなら明るめの緑や太さ調整を。 |
| RedZone | レッドゾーンの色 | Red |
売り優勢(下降トレンド)のときの色。 “売りのみ検討/買いは見送り”のフィルターに。暗い背景では純赤、明るい背景では濃い赤が見やすいです。 |
| GreyZone | グレーゾーンの色 | Gray |
中立(レンジ/転換待ち)のときの色。 新規は“様子見”のシグナル。ブレイク待ちや押し戻り待ちのゾーンとして使います。 |
- 配色ヒント:背景が黒なら #00c853(緑)/ #e53935(赤)/ #9e9e9e(灰) など高コントラスト推奨。
- 意味づけ:緑=買いのみ、赤=売りのみ、灰=新規見送り(レンジ戦略へ)。この3ルールを徹底すると裁量が減ります。
- 組み合わせ:上位足のゾーンと一致する方向だけ採用、ATRで損切り幅を管理するとダマシに強くなります。
すぐ使えるトレード戦略
1) ブレイク&ゴー(中立→トレンドへの切替)
- 条件:灰ゾーンが続いた後、緑(または赤)に転換+直近レンジ高安を終値でブレイク
- 買い/売り:ブレイク足確定で成行、または小さな押し戻りでIN
- 損切り:レンジ反対側の少し外/ATR(14)×1.2
- 利確:1.5~2R、または前回高安/ピボット
2) トレンド押し目(戻り)狙い
- 条件:緑が継続(上位足も緑だと尚良し)
- 買い:短期MAまでの押し→緑継続(灰に落ちない)を確認してIN
- 損切り:灰→赤に変わる、または直近押し安値割れ
- 利確:直近高値/バンド外タッチ/1.5R
3) MTFアライメント(上位足の色でフィルター)
- 方法:M5では H1のZoneTrade を別窓/別チャートで確認
- ルール:上位足が緑の時は買いシグナルだけ採用(赤は無視)
- 効果:レンジや逆張りのダマシを大きく減らせます
4) 逆張りショートスイング(経験者向け)
- 条件:強い緑が長く続いた後、長い上ヒゲ+灰→赤転換
- 売り:ヒゲ高値の少し下でIN、戻りで追撃しない
- 管理:素早く分割利確(1R→BE移動)。赤が続かない場合はすぐ降りる
推奨の初期設定と時間足
- スキャル(M1–M5):8EMA × 21EMA、Slope閾値やや高め(色替え抑制)
- デイトレ(M5–M15):9EMA × 34EMA、NeutralBandを少し広め
- スイング(H1–H4):20EMA × 50SMA、閾値は低めでトレンド持続を重視
- 共通:上位足と同色のみにエントリー、ニュース前の新規は回避
よくあるミスと対策
- 灰なのに無理に入る → “様子見”を徹底。灰→緑/赤へ切替+ブレイクまで待つ
- 確定前の色で飛びつく → バー確定で色が固定してから
- パラメータ過剰最適化 → 期間は倍数・フィボ系の常識的な範囲で。検証は必ず前向き・後ろ向き両方
メリット / デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
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まとめ
ZoneTrade_v2.4 は「買い・売り・様子見」を色で明確化する、シンプルで強力なトレンド判定ツール。
- 基本は 灰→緑/赤 の切替+ブレイク、または 緑/赤継続の押し戻り。
- 上位足同色フィルターとATR/節目のリスク管理をセットにすれば、スキャル~デイトレまで再現性高く使えます。
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