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RSXとは
RSXは、RSI(相対力指数)をベースにJurik系スムージングで平滑化したオシレーター。
一般的なRSIよりノイズが少ないのに遅れにくいのが最大の特徴です。値は0〜100で推移し、30/70(または20/80)を境に売られすぎ・買われすぎを判断します。
RSXの仕組み(なぜ“見やすく・速い”のか)
- RSIの強弱判定…上昇・下降の力関係を0〜100で数値化
- Jurik系スムージング…エッジを残しつつノイズだけを低減(“滑らか×低遅延”)
- 結果…レンジでもダマシが減り、トレンドの初動も拾いやすい
パラメーター設定&解説

| 英語名 | 値 | 日本語名 | 解説 |
|---|---|---|---|
| Len | 14 | 期間(ルックバック) | RSXを計算する過去バー本数。短い=機敏だがノイズ増/長い=滑らかで遅行。14は標準的なバランス。 |
使い分けの目安:スキャル M1–M5:Len 8–12/デイトレ M15–H1:14–18/スイング H4–D1:21–34
判定のコツ:30/70(または20/80)+50ラインで強弱を判断し、上位足と同方向のシグナルのみ採用すると精度が上がります。
判定のコツ:30/70(または20/80)+50ラインで強弱を判断し、上位足と同方向のシグナルのみ採用すると精度が上がります。
シグナルの見方
- 買い候補:RSXが30を上抜け/50超え定着/切り返し上向き
- 売り候補:RSXが70を下抜け/50割れ定着/切り返し下向き
- モメンタム強弱:80〜100(または0〜20)に張り付く=強トレンド継続のサイン
- ダイバージェンス:価格の高安更新とRSXの高安が不一致 → 転換の前兆
トレード戦略3選
1) 順張りトレンドフォロー
- 条件:上位足RSXが50超(上昇)
- 仕掛け:下位足でRSXが40→50→60へ上向き(押し目の切り返し)
- 退出:RSXが50割れで減玉/直近安値割れで全決済
2) 逆張りカウンター(慎重運用)
- 条件:RSXが80超→反転(または20割れ→反転)
- 仕掛け:70/30再突破で小ロット
- フィルタ:上位足が逆行なら短期・早利確
3) ブレイク前兆検知
- 条件:レンジ端でRSXが鋭く往復→エネルギー蓄積
- 仕掛け:ブレイク足の実体確定+RSXが50を勢いよく通過
組み合わせると強いフィルタ
| フィルタ | 使い方 |
|---|---|
| EMA200 | 価格が上=買い優先/下=売り優先 |
| ADX(20+) | トレンド強度の確認(20未満はレンジ警戒) |
| 水平サポレジ | 30/70反転が節目で出ると優位性UP |
| ボリンジャー | バンドウォーク+RSX張り付き=継続期待 |
まとめ
RSXは、RSIの分かりやすさを保ちながら、ノイズを抑えて遅れにくい実戦的オシレーター。
- 上位足で方向、下位足でトリガー
- 30/50/70の3ラインを基準
- EMA・ADX・サポレジで精度を底上げ
この3点を徹底すれば、押し目・戻り・ブレイクの精度がグッと上がります。
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