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インジケーターで何ができる?
- デイリー・ピボット(PP/S1–S3/R1–R3)とミドル(M1/M2…)をチャートに水平線で描画
- 左上にHigh / Low / Close / Previous Day Range / Current Day Range / Next Bar Timerをテキスト表示
- セッション開始で自動更新。時間足は問わず、1日の節目が常に同じ価格で見える
インジケーターの計算式
- PP(ピボット) = (前日高 + 前日安 + 前日終) / 3
- R1 = 2×PP − 前日安 / S1 = 2×PP − 前日高
- R2 = PP + (前日高 − 前日安) / S2 = PP − (前日高 − 前日安)
- R3 = 前日高 + 2×(PP − 前日安) / S3 = 前日安 − 2×(前日高 − PP)
- Mレベル:PPと各S/Rの中間値(例:M1はS1とPPの中間、M2はPPとR1の中間など)
パラメーター設定&解説

| 英語名 | 値 | 日本語名 | 解説 |
|---|---|---|---|
| pivots | true | クラシック・ピボット | PP/R1–R3/S1–S3(フロア・トレーダー式)を描画。デイトレの基準価格に最適。 |
| camarilla | false | カマリラ・ピボット | カマリラ式のH/Lレベル群を描画。反転狙いに強い。false=オフ。 |
| midpivots | true | ミドル(中間)ライン | PPと各S/Rの中間値(M1/M2…)を表示。分割利確や押し目・戻りの目安に便利。 |
トレード戦略テンプレ
1) レンジ・デイ(平均回帰)
- 序盤にPP近辺で始まり、R1/S1まで伸びたら反転しやすい日
- 戦略:R1で戻り売り/S1で押し目買い。Mレベルを分割利確に活用
- 無効化:ADXが20以上で一方向に走るならレンジ想定を取り下げ
2) トレンド・デイ(ブレイク継続)
- ロンドン序盤でPP〜R1/S1を勢いよくブレイクし、その方向に張り付く日
- 戦略:PP回帰ではなくブレイク方向に順張り。
- 例:PP上でR1ブレイク→R1を背に押し目買い→ターゲットM2→R2
- 管理:R1→M2→R2で段階利確。R1割れ(逆戻り)で撤退
3) リバーサル(行き過ぎからの反転)
- アジア~ロンドンにかけS2/R2やS3/R3に早々に到達
- 戦略:行き過ぎ+反転足(ピンバーや抱き線)を確認→Mレベル回帰狙いのカウンター
- 注意:上位足のトレンドが強い場合は小ロット&早利確
組み合わせると強い補助
| フィルタ | 役割 |
|---|---|
| EMA200 | 価格が上=買い優先/下=売り優先でピボットの方向を選別 |
| セッション区切り | ロンドン/NYの頭でのPP・R1/S1反応は特に有効 |
| ATR | TP/SLの客観化(ATR×1〜1.5をR1/S1の外に重ねる) |
| RSI/RSX等 | R2/S2付近でのダイバージェンス確認に |
よくある落とし穴
- 指標や要人発言でピボットを無視して走ることがある
- MTF誤用:あくまでデイリー節目。上位足の節目(週足ピボットや週足サポレジ)と重なるかが重要
- 同価格の混雑:R1=前日高など**“重合”こそ最強の壁**。逆に単独のR1/S1は貫通されやすい
目安となるTP/SL
- 反転狙い(R1/S1):
- SL:ブレイク方向へ10〜15pips or ATR×0.8
- TP:Mレベル→PPの順で分割
- 順張り(PPブレイク):
- SL:PP内側へ戻ったら撤退
- TP:M2→R2(売りはM2→S2)
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