


Oracle Strength Indicatorとは
Oracle Strength Indicator は、相場の上昇・下降・転換の勢いを色分けバーで可視化するトレンド系インジケーターです。
チャート下部にカラーバー(赤・青・黄など)を表示し、現在の市場の強弱バランスを視覚的に示します。
このインジケーターは、RSI・MACD・移動平均線など複数の要素を内部的に組み合わせ、トレンドの「強さ(Strength)」を数値化・色で判別できるように設計されています。
主にトレンドフォロー(順張り)に適しており、ダマシの少ないエントリー判断をサポートします。
カラーの意味
| 色 | 状態 | 説明 |
|---|---|---|
| 青(Blue) | 上昇トレンド | 買い勢力が優勢、上昇圧力が強い局面。 |
| 赤(Red) | 下降トレンド | 売り勢力が優勢、下降圧力が強い局面。 |
| 黄(Yellow) | 調整・転換期 | 上昇/下降の勢いが弱まり、トレンド転換の可能性あり。 |
| 灰色(Gray)※一部版 | ノートレンド | 市場がレンジまたは静かな状態。 |
上記のように、色の切り替わりが「トレンド転換のサイン」となります。
インジケーターの主な特徴
- ✅ トレンドの強弱を一目で把握可能
→ ローソク足を見る前に「買い優勢 or 売り優勢」を判断できます。 - ✅ レンジ相場でのエントリー回避が容易
→ 黄色や中間色の時間が続くときは静観。 - ✅ 複数時間足での方向一致を確認しやすい
→ 上位足も青なら買い優勢、下位足も赤なら売り優勢。 - ✅ シンプル設計で初心者でも理解しやすい
インジケーターの基本的な使い方
- チャート下部の色を確認
青なら買い優勢、赤なら売り優勢。
黄色やグレーなら「方向感なし」でトレードを控える。 - 上位時間足と一致を確認
例:H4(4時間足)が青、M15(15分足)も青 → 順張り買いが有利。 - 色転換時に注目
赤→青、または青→赤に変わった直後がトレンド初動になりやすい。
黄色を経由して切り替わる場合は特に信頼度が高い。
トレード戦略3選
① 順張りエントリー戦略(トレンドフォロー)
条件
- 上位足(H1〜H4)と下位足(M15〜M30)がともに青(上昇)または赤(下降)。
- 黄色の期間を経て再びトレンド色に変わったタイミングで入る。
エントリー
- 買い:青色転換のローソク確定後に成行
- 売り:赤色転換のローソク確定後に成行
利確・損切り
- 利確:直近高値/安値、またはR:R=1:2
- 損切り:直近の黄色〜反対色に変化した地点の少し外側
② 転換狙い戦略(リバーサル型)
条件
- 長期に続いた青(または赤)の後、黄色や赤への切り替えが出現。
- ダイバージェンスなど他指標でも転換示唆があるとき。
エントリー
- 黄色→反対色への変化後、2〜3本確定を待ってからエントリー。
注意点
- トレンド転換初動はリスクが高いので、上位足確認とリスクリワード管理を徹底。
③ MTFフィルター活用法
- 上位足:H4、下位足:M15(またはM30)を表示
- H4が青 → M15で青に切り替わったタイミングで「押し目買い」
- H4が赤 → M15で赤に切り替わったタイミングで「戻り売り」
→ フィルター効果により「逆行トレード」を防止可能。
まとめ
Oracle Strength Indicator は、相場の流れを色の強弱で即座に判断できる強力な視覚型インジケーターです。
特に、トレンドフォロー戦略との相性が非常に良く、
「上位足も同色=方向一致」の局面では高い再現性を発揮します。
- トレンド判断 → 色確認(青or赤)
- エントリー → 色転換確定後
- フィルター → 上位足一致で精度強化
初心者にも扱いやすく、複数時間足での分析や環境認識にも応用できる万能型ツールです。










