

Octopus とは
Octopus Indicator は、トレンドの方向性を赤と緑のヒストグラムバーで表示し、現在の相場が「上昇相場」か「下降相場」かを視覚的に判定できるトレンド系インジケーターです。
下段に表示されるバーの色の変化がトレンド転換サインを示し、特に順張りトレーダーに人気があります。
「オクトパス(タコ)」という名称は、複数の足(タイムフレーム)から相場の流れをつかむことを意味しています。
インジケーターの特徴と概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| インジケーター名 | Octopus Indicator(オクトパス・インジケーター) |
| 種類 | トレンド系・ヒストグラム型 |
| 表示形式 | 赤(下降)・緑(上昇)のバー |
| 主な目的 | トレンド方向と転換タイミングの可視化 |
| 推奨時間足 | M15〜H4(短中期トレードに最適) |
| 使用環境 | MT4 / MT5 両対応バージョンあり |
このインジケーターは、移動平均・RSI・モメンタムなどの複数ロジックを内部計算しており、「上昇・下降の勢い」をシンプルな色で示してくれます。
カラーの意味
| 色 | 意味 | 解釈 |
|---|---|---|
| 緑(Green) | 上昇トレンド | 買い優勢。押し目買いを狙う局面。 |
| 赤(Red) | 下降トレンド | 売り優勢。戻り売りを狙う局面。 |
| 色の変化 | トレンド転換 | 市場が反転するサイン。 |
バーが連続して緑なら強い上昇圧力、赤が続けば下降トレンドが明確です。
色が交互に入れ替わるときは「レンジ(方向感なし)」を示します。
インジケーターの基本的な使い方
- トレンド方向を確認
緑=買い方向、赤=売り方向。上位足も同じ色ならトレンドの信頼度が高い。 - 色の転換に注目
赤→緑に変わった直後が上昇転換サイン。
緑→赤に変わった直後が下降転換サイン。 - 他インジケーターとの併用
移動平均線(MA)やADX、RSIと組み合わせることでダマシを減らす。
トレード戦略3選
① 順張り戦略(トレンドフォロー)
条件
- チャートとOctopusが共に緑(買い)または赤(売り)
- 上位時間足でも同方向(例:H4とH1がどちらも緑)
エントリー
- 緑:押し目買い
- 赤:戻り売り
利確・損切り
- 利確:R:R = 1:2 または直近のレジサポライン
- 損切り:反対色転換時 or 直近スイング
ポイント
- 赤→緑の変化後、2〜3本バーが確定してから入るとダマシを回避しやすい。
② 転換狙い戦略(リバーサル)
条件
- 長く続いた赤バーから緑へ切り替わる、またはその逆。
- RSIやMACDでもダイバージェンスが確認できると信頼度UP。
エントリー
- 色転換直後にローソク足の確定を待ってから成行。
注意
- 強トレンド時はフェイク転換が多いので、上位足で方向を確認してから入る。
③ MTFフィルター戦略(複数時間足活用)
設定例
- 上位足:H4
- 下位足:M15〜H1
条件
- 上位足が緑なら、下位足で緑に切り替わった瞬間に買い。
- 上位足が赤なら、下位足で赤に変わった瞬間に売り。
まとめ
Octopus Indicator は、相場のトレンドを「赤と緑」で瞬時に把握できるトレンド強度ツールです。
特に、トレンドフォロー戦略や複数時間足分析と組み合わせることで、
「早すぎず・遅すぎない」高精度なエントリーを実現します。
- ✅ 色変化=トレンド転換サイン
- ✅ 同色継続=トレンド継続サイン
- ✅ 上位足と一致=エントリー精度UP










