3D Moving Avarage

MT5:描画ツール

MT5:3D MOVING AVERAGE 複数の移動平均線(MA)を立体(3D)グラフのように描画し、時間軸ごとのトレンド変化・ボラティリティの広がりを“視覚的に”分析できるインジケーター

 3D Moving Averageとは

「3D Moving Average(3Dムービングアベレージ)」は、複数の移動平均線(MA)を立体(3D)グラフのように描画し、
時間軸ごとのトレンド変化・ボラティリティの広がりを“視覚的に”分析できるインジケーターです。

従来の移動平均線(SMA・EMAなど)は1本のラインでトレンド方向を示しますが3D Moving Averageはそれを多層構造(複数期間の平均)として描写します。


これにより、トレンドの「厚み」「傾き」「波動構造」が一目で分かるようになります。

 インジケーターの特徴

項目内容
インジケーター名3D Moving Average
種類トレンド系/視覚分析系
対応プラットフォームMT4 / MT5(カスタムインジケーター)
表示形式3Dレイヤー構造(立体視的なMA群)
主な用途トレンド方向の可視化・転換点の把握・ボラティリティ解析

 見た目と構造の説明

上記のチャートのように、3D Moving Averageは複数のMAを時間軸や期間ごとに色分けして表示します。

  • 赤系〜オレンジ系:上昇トレンド強め
  • 黄〜緑系:中立~変化点
  • 青〜シアン系:下降トレンド強め

ラインは「網状(メッシュ状)」に重ね描きされ、
傾きの方向がトレンド、層の厚みがボラティリティを意味します。

 インジケーターの使い方と分析方法

① トレンド方向の確認

ライン全体が上向き(暖色系)に傾いている → 上昇トレンド継続
ライン全体が下向き(寒色系)に傾いている → 下降トレンド継続

傾きの角度が急であるほど、トレンドの強さが増しています。

② トレンド転換の兆し

ライン群が水平に収束(厚みが薄くなる) → トレンドの転換点やレンジ移行の可能性。
色の変化(赤→緑→青など)も同時に発生する場合、
「買い→売り」または「売り→買い」へのシフトサインです。

③ ボラティリティ解析

層の厚みが広がっている=価格の変動が活発(高ボラティリティ)
層が密集している=静かな相場(低ボラティリティ)

ブレイクアウト前には必ず“層の圧縮”が見られるため、
レンジ脱出の予兆検知にも使えます。

 メリット・デメリット

メリットデメリット
✔ トレンドの厚みや方向を一目で把握できる❌ グラフィック処理が重く動作が遅くなる場合あり
✔ トレンド転換を早期に察知可能❌ 明確なシグナルが出にくい(裁量分析が必要)
✔ ボラティリティの視覚分析に優れる❌ スマホ版MT4では表示困難な場合あり

 まとめ:3D視覚化でトレンドの「構造」を掴む

3D Moving Averageは、単なる平均線を超えた「トレンドの地形図」を描く革新的なインジケーターです。

特に、

  • トレンドの持続性を判断したいトレーダー
  • ボラティリティや転換点を視覚的に把握したい方
  • 裁量トレードで環境認識を重視する方

に最適なツールです。

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