TMA CENTERD BANDS ARROW

MT5:バンド系

MT5:TMA CENTERD BANDS ARROW おすすめパラメータ(スキャル/デイトレ/スイング)


 概要と特徴

  • Triangular Moving Average(TMA)ベースのバンド指標
    • 中央に平滑化されたTMAを配置し、上下にバンド(チャネル)を描画。これで価格の過熱や反転ポイントを視覚化できます。
  • 矢印(アロー)によるエントリー/エグジットの提案
    • 価格が上部バンドを上抜け後に戻ると「売り矢印(Sell)」、逆に下部バンドを下抜け後戻ると「買い矢印(Buy)」が表示されます。
  • ノーリペイント設計
    • 過去のシグナルを書き直さない構造のため、信頼性の高い判断が可能です。
  • トレンド方向の視覚表示
    • トレンドが上向きなら中間バンドが青、下向きなら赤に色分けされるなど、直感的にトレンドを把握できます。

 使い方と活用ポイント

シグナル 意味と戦略
下部バンド → 上抜け → バンド内に戻る 買いシグナル。上昇への転換を狙えるタイミング
上部バンド → 下抜け → バンド内に戻る 売りシグナル。下降トレンド発生の兆し
バンド幅の変化 拡大:ボラティリティ上昇。トレンド強化の可能性。
縮小:レンジ気味、様子見や逆張りに転換可能。
  • 補助的な指標と併用で精度UP
    RSIや移動平均線、価格パターンなどと併せて使うとシグナルの信頼性が高まります。
  • マルチタイムフレームとの併用も有効
    たとえば長期足でトレンド方向を確認し、短期足でエントリーポイントを探る手法も相性◎。

 パラメーターの設定&解説

英語項目 日本語訳 解説
Centered TMA half period センターTMAのハーフ期間 TMA(Triangular Moving Average)の半期間設定。値が小さいと価格に敏感になり、大きいと滑らかになる。ここでは12で、短期〜中期向けの反応。
Price to use 使用する価格 TMA計算の基準となる価格。ここでは Weighted(加重平均価格)を使用。最新の価格に重みを置いて計算される。
Average true range period ATR期間 ボラティリティ(値動きの幅)を計測するATRの期間。ここでは100と長めなので、短期的なノイズを除去して安定したバンド幅を作る。
Average true range multiplier ATR倍率 ATRで計算した値幅に掛ける倍率。ここでは2.0倍なので、ATR×2の距離で上下バンドが描かれる。倍率を上げるとバンドが広がり、下げると狭くなる。
Centered TMA angle caution (in pips) センターTMAの角度警告(pips単位) 中央TMAの傾き(角度)が指定pips以下になると注意を促す機能。ここでは4pips以下の傾きで「トレンドが弱い/レンジの可能性あり」と判断できる。

  • Half Length(バンドの計算期間):12〜44など、価格の滑らかさと反応のバランスを見ながら調整
  • ATR Period, ATR Multiplier:ATRを使ってバンド幅を決定。例)Period 50〜120、Multiplier 2など

 トレード戦略

① スキャルピング向け(短期決戦)

目的:1〜5分足で小さな波を狙う。素早いエントリーと利確。

(推奨設定例)

  • Half Length:12〜20(敏感に反応)
  • ATR Period:50
  • ATR Multiplier:1.8
  • アラート機能:ON(矢印出現で即通知)

(使い方)

  1. 上位足(15分 or 1時間)でトレンド方向を確認
  2. 矢印が上位足トレンドと同じ方向に出たらエントリー
  3. 利確目安は±バンド幅の半分〜1倍、損切りはバンド外れ+2〜3pips
  4. 逆方向シグナルが出たら即撤退

組み合わせ推奨:RSI(短期)+出来高(Volume)
→ ダマシ減らし&勢い確認

② スイング向け(中長期)

目的:4時間足〜日足でトレンドの大きな流れを捉える。

(推奨設定例)

  • Half Length:44〜60(ノイズを減らす)
  • ATR Period:100〜120
  • ATR Multiplier:2.0〜2.5(大きな波を捉える)
  • アラート機能:ON(メール通知やスマホ通知)

(使い方)

  1. 週足または日足で長期トレンド方向を把握
  2. 4時間足 or 日足で矢印出現後、ローソク足が確定したらエントリー
  3. 利確目安はバンド幅の1.5〜2倍、損切りは反対バンド外れ+少し余裕
  4. 途中で逆方向矢印が出たら半分利確 or 撤退判断

組み合わせ推奨:MACD+移動平均(200SMA)
→ 長期トレンドと勢いの両方を確認

①②の共通アドバイス

バンド幅が狭い時はトレンド発生前のレンジなので、無理にエントリーしない!!

 まとめ

  • TMAはリペイントしやすい種類もあるので、この「Arrows」版はノーリペイントでも、リアルタイムの動きと確定後の動きを必ず比較する

1つの足だけで判断せず、必ず上位足方向に合わせる

  • TMA Centered Bands Arrows は、トレンドの転換ポイントを視覚的に捉えやすくする、矢印付きのチャネル型インジケーターです。
  • トレンド方向の判断+転換シグナル を同時に利用できるため、戦略に合わせたエントリー・エグジットがしやすい設計です。
  • 他の指標や時間軸との組み合わせで、さらに実戦投入に耐える精度が期待できます。

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