
どんな取引方法なのか
Binary Money Arrow は、低時間足(M1/M5)でのバイナリーオプション取引用に作られたシステム。
トレンド系・オシレーター系・サポレジゾーンを組み合わせ、全インジケーターの合致を条件に矢印シグナルを出すのが特徴です。
内部では OSMA / MACD / Bollinger Bands Stop / Heiken Ashi Smoothed など標準系指標が別名で使われています。
見た目は賑やかですが、仕組みを理解すれば難しくありません。
項目 | 内容 |
---|---|
プラットフォーム | MT4(MetaTrader 4) |
時間足 / 満期 | M1 → 5・7・10分、M5 → 30分 |
推奨時間帯 | ロンドン/ニューヨークセッション |
対象 | 主要通貨ペア・株価指数 |
同梱ファイル | MoneyArrow01〜06,08〜10 / BMA Power / BMA Trend / lagePP / テンプレート |
エントリーの仕方(全条件一致でエントリーが基本)
全インジケーターのシグナルが一致したときのみ入るのが公式のルールです。
上記画像の①~⑦が同色になった時にエントリーをする。
HIGH/CALL(上昇)
- 価格がサポートゾーン上にある
- Bollinger Band Stop が上向き(FX MoneyArrow01)
- Heiken Ashi Smoothed が価格の下
- BMA Power のアクア点+黄点
- BMA Trend のアクア点
- MACD のアクア色バー(MoneyArrow05)
- OSMA のアクア色バー(MoneyArrow03)
→ 一致を確認したら、M1は5〜10分/M5は30分の満期でエントリー。
LOW/PUT(下降)
- 価格がレジスタンスゾーン下にある
- Bollinger Band Stop が下向き
- Heiken Ashi Smoothed が価格の上
- BMA Power の赤点+黄点
- BMA Trend の赤点
- MACD の赤バー
- OSMA の赤バー
→ 一致を確認してエントリー。
注意点・リスク管理
- 約定遅延とスプレッド
低時間足では、注文遅延があると優位性が崩れます。配布ページでも「遅延がなくスプレッドゼロのブローカー」を強く推奨。実運用前にデモで約定品質を確認してください。
- リペイント/ディレイ
矢印のリペイント有無は作者自身も明言していません。確定足での一致のみ採用し、事前にフォワード検証を。
- ニュース回避
重要指標の前後は、全てのインジが一致しても急変で崩れやすいため回避が無難。
- 資金管理
1回の投資を口座の1〜3%に抑え、日次損失上限(–2〜–5%)と連敗ストップを設定。
勝率を上げる実践戦略(コンフルエンス)
- 方向フィルターで片側採用
200EMAや上位足(M15/H1)の方向に合わせ、上昇ならCALLのみ/下降ならPUTのみ。システムの「全一致」にトレンドの整合を加えてダマシを間引きます。 - ゾーン×再テスト
サポレジゾーンのブレイク→再テストで一致が出たケースを優先。S/Rとの合流は伸びやすい。 - 満期の微調整
M1は5〜10分の中で調整(ボラ低→やや長め/高→短め)。M5は30分を基準に。 - 複数通貨を監視
“全一致”は頻度が多くないため、主要通貨を並行監視して機会損失を減らす。
インジケーターの導入手順
- Zipファイルに入っている ex4群+テンプレート をMT4に配置 → テンプレ適用で完了。
まとめ
Binary Money Arrow は、低時間足で複数インジの完全合致を狙う矢印システム。
M1→5〜10分、M5→30分の満期で、サポレジ/トレンド整合/再テストのコンフルエンスを重ねると安定度が上がります。
約定遅延・リペイント・ニュースの影響を見極めるため、まずはデモ検証→小ロットで進めましょう。