
Binary Reaper v3.0とは
バイナリー向けの矢印表示のインジケーターです。
インジケーター開発者は「ノーリペイント」「初心者にも直感的」と紹介し、M5以上の時間足で使用、満期は“シグナルから2本先の足のクローズ(=2本ルール)”が基本です。推奨セッションは欧州・米国。銘柄はFX通貨・株価指数・商品など幅広く対応とされています。
なお、シグナルは完璧ではなく誤シグナルが出るため、重要指標の前後は回避し、追加フィルターの併用が推奨されています。
項目 | 内容 |
---|---|
プラットフォーム | MetaTrader 4(MT4) |
推奨時間帯 | 欧州・米国セッション |
時間足 | M5以上(推奨:M5) |
満期(判定) | シグナル発生から2本先の足のクローズ(例:M5→約10分) |
同梱物 | Binary_Reaper v3.0.ex4 |
パラメーター設定&解説

項目 (英語) | 値 | 和訳 | 解説 |
---|---|---|---|
AroonPeriod | 70 | Aroon期間 | 内部Aroon指標の計算本数。大きいほど滑らか(遅い/サイン減)、小さいほど敏感(速い/サイン増)。相場のボラに合わせて調整。 |
Filter | 50 | フィルター感度 | シグナル判定のしきい値。数値↑=厳格でノイズ減/サイン減、数値↓=敏感でノイズ増/サイン増。 |
ALERTS(通知設定) | |||
Alerts_Settings | Settings for alerts | アラート設定(見出し) | セクション名のため機能的な意味はありません。 |
alerts_On | true | アラート全体ON/OFF | 通知機能の有効化。falseで全通知を無効。 |
alerts_OnCurrent | true | 形成中の足で通知 | 確定前の足で条件成立時に通知。リペイント影響を避けたい場合は false (確定足のみ通知)推奨。 |
alerts_Message | true | ポップアップ通知 | MT4のポップアップで知らせます。 |
alerts_Sound | false | サウンド通知 | 通知音の再生。必要に応じて true に。 |
alerts_Email | false | メール通知 | メール送信(MT4側のメール設定が必要)。 |
使い方メモ:実運用では alerts_OnCurrent=false(確定足のみ通知)にすると過早通知や再描画の影響を受けにくくなります。
また、相場状況に合わせて AroonPeriod と Filter を微調整してください。
インジケーターの使い方
- HIGH/CALL(上昇):緑 上矢印が出たら即エントリー(その足の確定を待たない)。
- 満期は2本先のクローズ。
- LOW/PUT(下降):赤下矢印が出たら即エントリー。満期は2本先のクローズ。
- シグナル頻度:多くはないため、複数通貨ペアに適用して機会を増やすのが推奨。

勝率を底上げするコンフルエンス戦略
- 方向フィルター(片側採用)
200EMAや上位足の向きに合わせ、上昇地合いではCALLのみ・下降地合いではPUTのみ採用。逆行サインを間引きます。配布元も“追加フィルターの併用”を推奨。 - サポレジ×再テスト
水平ライン・直近高安・ピボットで「ブレイク→再テスト→矢印」の合流点だけ入る。値幅が伸びやすい“良い場所”を条件に追加。 - 時間帯+ニュース回避
欧州・米国セッションに絞り、重要指標前後は回避。矢印系の優位性が崩れやすいポイントを避けます。 - 満期の微調整
基準は2本先クローズ。ボラが低い日はやや長め、高い日は基準通りに。M5なら概ね8〜12分の範囲で調整。
注意点
- “ノーリペイント”説明と実運用のギャップ
情報元では「not repaint」と謳いますが、ユーザーのコメント欄では“時間足を切り替えると矢印が動く(再配置される)”との指摘もあります。確定履歴を過信せず、フォワード検証で再現性を確認してください。 - 誤シグナルは出る
開発者自身が誤シグナル発生とフィルター併用を明記。ニュース回避・片側採用・S/R合流などで質を上げましょう。 - 約定品質の重要性
配布元は「成功の50%はブローカー品質(遅延・スプレッド)に依存」と強調。遅延の少ない環境で運用を。
実口座の前にデモで約定遅延と滑りを必ずチェック。
まとめ
Binary Reaper v3.0 は、M5以上×2本ルールで使うシンプルな矢印インジ。
ただし誤シグナルや再描画疑惑の声もあるため、方向フィルター・S/R再テスト・ニュース回避をセット化し、デモ検証→小ロットで運用してください。