

Da Vinchi Bo indicatorとは
Da Vinci BO Indicator は、MT4で動くバイナリー向けの矢印インジ。
M1〜M15で使え、満期は「1本(その時間足の次の1本分)」が基本です。ロジックはBollinger Bands(14,2)× CCI(14)× RSI(14)の合致で点灯し、青矢印=HIGH/CALL 赤矢印=LOW/PUT。推奨はロンドン・NY時間、主要通貨が無難です。
項目 | 内容 |
---|---|
プラットフォーム | MetaTrader 4(MT4) |
時間足 | M1〜M15 |
満期(判定) | 1本(例:M5なら5分) |
シグナル条件 | BB(14,2)外へのタッチ/ブレイク+CCI(14)が±200超+RSI(14)が70/30をクロス |
推奨時間帯 | ロンドン/ニューヨーク |
同梱物 | Da Vinci.ex4 / Da_Vinci_template.tpl |
エントリーの仕方
- サイン方向に成行:青矢印でHIGH/CALL、赤矢印でLOW/PUT。
- タイミング:次の足で即エントリー(矢印は1本前に描かれるため、実際は出現直後に入るイメージ)。
- 満期:その時間足の“1本分”(M1なら1分、M5なら5分…)。
パラメーター設定&解説

項目 (英語) | 値 | 和訳 | 解説 |
---|---|---|---|
A — BB Parameters(ボリンジャーバンド) | |||
BB period | 14 | 期間 | ボリンジャーバンドの計算本数。大きいほど滑らか(遅い)、小さいほど敏感(速い)。 |
bb standard deviations | 2.0 | 標準偏差 | バンド幅。一般的な2σ。広げるほどシグナルは減り、狭めると増える。 |
bands shift | 0 | シフト | バンドの表示を未来側/過去側に平行移動。通常は0のままでOK。 |
B — CCI Parameters(コモディティ・チャネル指数) | |||
averaging period | 14 | 期間 | CCIの計算本数。短くすると反応は速いがノイズ増。 |
applied price | 0 | 適用価格 |
計算に使う価格。0=Close , 1=Open , 2=High , 3=Low , 4=Median(HL/2) , 5=Typical(HLC/3) , 6=Weighted(HLCC/4)
|
CCI Oversold | 200 | 売られ過ぎレベル | しきい値。一般的には−200を用いますが、本インジでは符号の扱いが内部仕様で逆表記の場合があります。既定値のまま使用推奨。 |
CCI Overbought | -200 | 買われ過ぎレベル | 同上。通常は+200相当。方向判定はインジが内部で処理します。 |
C — RSI Parameters(相対力指数) | |||
RSI PERIOD | 14 | 期間 | RSIの計算本数。 |
Applied price | 0 | 適用価格 | 上記と同じコード体系(0=Close など)。 |
RSI Oversold | 70.0 | 売られ過ぎレベル | 一般的には30が売られ過ぎですが、本インジでは閾値の名称が逆表記。既定値での動作に合わせるのが無難。 |
RSI Overbought | 30.0 | 買われ過ぎレベル | 一般的な70相当。名称の逆転は内部ロジックに依存。 |
Alerts(通知) | |||
POPUP | true | ポップアップ通知 | MT4上にアラートダイアログを表示。 |
PushNotification | true | プッシュ通知 | スマホのMT4/5アプリへ通知。ターミナル側の通知設定が必要。 |
運用ヒント:
・既定の BB(14,2) / CCI(14)±200 / RSI(14)70/30 は、配布元の売買ロジックと整合する値です。名称の「Overbought/Oversold」が一般的表記と逆に見えても、まずはデフォルトのまま検証すると失敗が少ないです。
・ボラが高い日は BB period を上げるとノイズ減、低い日は 下げるとシグナル増。
・通知は POPUP=true
/ PushNotification=true
で見逃しを防止。
・適用価格は通常 Close(0)
のままでOK。独自最適化時のみ変更を検討してください。
勝率を上げるバイナリー戦略
- 方向フィルターで片側採用
200EMAや上位足(M15/H1)の向きに合わせ、上昇相場はHIGH・CALLのみ/下降相場はLOW・PUTのみ。BBベースの逆張りサインを“地合い”でふるい落とします。 - バンド拡張・収縮の見極め
BBが急拡大=トレンド走行中は“逆張り”が刺さりにくい。再度のスクイーズ→拡張初動でサインが出たケースを優先。 - 水平サポレジ×再テスト
直近高安・ラウンドナンバー・ピボットでブレイク→再テスト→矢印の合流点だけを狙うと耐久度が上がります。 - 時間帯とニュース
ロンドン/NYに集中し、高インパクト指標の前後は回避。短期の“1本満期”はスパイクに弱いからです。 - 銘柄とパラメータ最適化
主要通貨から始め、CCIの±200/RSI70/30は銘柄で反応が変わるので、環境に合わせて微調整(ただし大きく崩さない)。
注意点
- 弱点はBB由来:トレンドが強く続く局面では逆行サインが連発しがち(BBの宿命)。ただしCCI/RSIの条件で一定のフィルタリングは効きます。
- マーチンは“補助”で少なめ:ページではマーチンの併用を示唆しますが、ステップ3以内など厳格な上限必須。資金管理を優先してください。
- ノンリペイント表記:コメント欄では**“Not repaint”**と回答がありますが、環境差はあり得ます。確定足ベースでのフォワード検証→小ロットを推奨。
まとめ
Da Vinci BO Indicator は、BB×CCI×RSIという王道コンビを1本満期で使うシンプル戦略。
方向フィルター/サポレジ合流/時間帯最適化/ニュース回避をセット化し、デモ→小ロットで再現性を固めましょう。BBの弱点であるトレンド持続局面だけは、必ずフィルターで回避してください。