目次


High Power Binary Systemとは
- チャート上の矢印シグナル(上=HIGH/CALL、下=LOW/PUT)
- 中段ウィンドウの3タイムフレーム合致系オシレーター(例:3TF Alert系)
- 下段のStochastic(例:Stochastic 4,4,4)
の3要素を組み合わせて、タイミング(エントリー)を視覚的に判断するためのバイナリー向けシステムです。
矢印だけに頼らず、マルチタイムフレームの勢いとオシレーターの反転/クロスでフィルタリングするのが特徴です。
項目 | 設定内容(目安) |
---|---|
プラットフォーム | MetaTrader 4 |
通貨ペア | 主要通貨(EURUSD / GBPUSD / USDJPY など) |
時間帯 | 欧州~米国セッション(ボラが出やすい) |
時間足 | M5(M15も可) |
判定時間 | **3本先**を目安(M5なら15分、M15なら45分) |
下段オシレーター | Stochastic(例:%K=4, %D=4, Slowing=4) |
中段(3TF系) | 複数時間足の合致・しきい値(20/80や50ライン)で勢い/方向を確認 |
バイナリー取引手法の基本ルール
HIGH/CALL(上方向)
- メインチャートに上矢印(買いシグナル)が表示。
- 中段(3TF系)が上方向に合致:
- しきい値50ラインより上で推移、または上向きの合図(点/矢印)が出現していること。
- しきい値50ラインより上で推移、または上向きの合図(点/矢印)が出現していること。
- 下段Stochasticが上向き:
- 20~50帯からの上抜け、もしくは%Kが%Dを上抜く、クロス。
- 20~50帯からの上抜け、もしくは%Kが%Dを上抜く、クロス。
- エントリー:確定足の次足始値または次のチャンスでエントリー。
- 判定時間:3本先(M5→15分)を基本に、ボラが低いときは+1本延長も検討。
LOW/PUT(下方向)
- メインチャートに下矢印(売りシグナル)。
- 中段(3TF系)が下方向に合致:
- 50ラインより下で推移、または下向きの合図が出現。
- 50ラインより下で推移、または下向きの合図が出現。
- 下段Stochasticが下向き:
- 50~80帯からの下抜け、または%Kが%Dを下抜く、クロス。
- 50~80帯からの下抜け、または%Kが%Dを下抜く、クロス。
- エントリー:確定足の次足。
- 判定時間:3本先(M5→15分)。
補足:矢印→中段→下段の順に「方向が揃う」場面のみを絞るとダマシが大幅に減ります。
エントリーの質を上げるフィルター
- レンジ回避:水平線(直近高安・ラウンドナンバー)からのブレイク方向に乗る。
- 指標回避:高インパクト指標の前後30~60分は見送り。
- 1トレード1~2%ルール:バイナリーでも資金管理は最優先。連敗時はストップ。
- 連打禁止:同一方向の連続サインは1回のみ(次は見送り)。
よくある失敗と注意点
- 矢印の“単独使用”:矢印だけで入ると負けやすい。中段・下段の合致まで待つ。
- 過度のパラメータ最適化:過学習になりやすい。別日のフォワード検証で再確認。
- リペイントの可能性:矢印系は種類によっては確定前に位置が変わることがあるため、確定足ベースで判断。
- 低ボラ時間帯:アジア後半のダラダラ相場は見送りが無難。
エントリー事例
- 上矢印が出現 → 中段のライン/シグナルが上側で合致 → 下段Stochasticが上向きクロス(または20付近から上抜け)
この3点揃いの直後(確定足)に入るのが最も分かりやすいパターン。
逆方向シグナルが近い場合や、直近に強い反発ゾーンがあるときは見送ります。
まとめ
High Power Binary Systemは、矢印(シグナル)× 3タイムフレームの勢い × Stochasticのタイミングという“認識→合致→実行”の三段構えでダマシを抑える設計です。
欧州~米国セッションのM5/判定3本先を基本に、合致条件を満たすケースに限定してエントリー精度を高めましょう。
最後に、資金管理・ニュース回避・フォワード検証を徹底することが、中長期の成績安定に直結します。
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