目次


Market Scanner Systemとは
画面は大きく以下の3要素で構成されます。
- 矢印シグナル(メインチャート) … 上向き=買い候補/下向き=売り候補
- FlatScanner(サブウィンドウ) … 青いライン+上下のバンド。モメンタムとボラ感を可視化
- MarketWatch(ヒストグラム) … 緑=上方向、赤=下方向の地合いを連続バーで表示(トレンドの継続/転換の強さを把握)
狙い
「方向(矢印) × 勢い(FlatScanner) × 地合い(MarketWatch)」 がそろった場面だけを抽出し、ダマシを減らす。
項目 | 設定内容(目安) |
---|---|
プラットフォーム | MetaTrader 4 |
対象 | 主要通貨/ボラの出やすい銘柄 |
時間足 | M5〜M15(短期) |
時間帯 | 欧州〜米国セッション |
判定/利確の目安 | BO:3〜5本先/FX:RR 1:1〜1:1.5 か直近の支持抵抗 |
インジケーターの基本的な使い方
HIGH/BUY(上方向)
- 矢印:上向き矢印が“確定足”で点灯。
- FlatScanner:青ラインがゼロ(中央)より上へ回復、または上向きで上バンド側へ拡張。
- MarketWatch:ヒストグラムが緑優勢(直近が連続緑、または赤→緑へ転換)。
- エントリー:条件がそろった次足。
- 時間足:5分足と 15分足
- 有効期限(判定時間):ローソク足3本分(M5なら15分、M15なら45分)
LOW/SELL(下方向)
- 上記を反転(下矢印/FlatScannerが下向きで下バンド側/MarketWatchが赤優勢/次足でエントリー)。
ポイント
矢印だけで飛び乗らず、FlatScanner と MarketWatch が同方向を示すのを待つと精度が上がります。
精度を上げるエントリーフィルター
- 直近高安・ラウンドナンバー:その“手前”でのサインは見送り、ブレイクor反発確認後に。
- ボラ不足は回避:FlatScannerの振幅が小さい(バンドに触れない)ときは期待値が落ちやすい。
- ニュース回避:高インパクト指標の前後30〜60分はノートレード。
- 連打しない:同方向サインが連続したら1回のみに限定。
パラメータ調整の一般的な考え方
- FlatScannerの期間 … 長くするとサインは厳選、短くすると早いがノイズ増。
- バンド幅(乗数) … 広げるほど“勢いの強さ”を求めるフィルターに。
- アラート … ポップアップ/メール/プッシュ通知は確定足のみに限定する設定がベター。
- MarketWatchの集計足 … 自分が見る上位足に合わせて緑/赤の判定をチューニング。
※項目名は導入ファイルにより表記が異なるため、実装のラベルに合わせて調整してください。
よくある失敗と注意点
- 矢印の単独使用:必ずFlatScanner+MarketWatchで方向と勢いを確認。
- 確定前のサインでエントリー:一部の矢印系は確定まで位置が変わる可能性。足確定ルール徹底。
- 過剰最適化:過去にだけ強い設定になりがち。別日フォワード検証で再確認。
- 資金管理不足:1トレードは口座の1〜2%に固定、3連敗で休憩などの安全弁を必ず。
まとめ
Market Scanner System は、方向(矢印)・勢い(FlatScanner)・地合い(MarketWatch)の三点一致でエントリーする短期向けの合成テンプレートです。
M5〜M15、欧州〜米国時間、BOなら3〜5本先を基本に、ブレイク水準/ニュース/資金管理のフィルターを重ねると再現性が上がります。
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