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どんなバイナリー取引手法なのか
価格がチャネルの端(上下バンド)に達した場面で、EMAクロスの矢印と色付きストキャス(Stochastic)の向きを同時確認してエントリーする、逆張り寄りのバイナリー手法になります。
推奨はM15以上、満期は1本分(例:M15なら15分)。
欧州〜米国時間の流動性がある時間帯に適する、とされます。
手法のコンセプト
- ベース:チャネル(バンド)の端での反発を狙う
- トリガー:EMAクロス(矢印インジ)
- フィルター:色付きストキャス(上昇=水色/下降=オレンジ で可視化)
- 時間帯:欧州・米国セッションを推奨
- 時間足と満期:M15以上、満期は1本分(M15なら15分、M30なら30分…)
使用インジケーター
- Bands … ボリンジャーバンド系のチャネル表示(上下境界を可視化)
- Color Stochastic v1.04 … 標準ストキャスを色で強調 (方向フィルター)
- EMA_Cross … EMAの交差で矢印シグナルを出す (主な売買合図)
インジケーターの具体的な使い方
- 時間帯は欧州〜米国開始後を主戦場に(値動きと約定品質の観点)。
- 取引時間足は M15 以上を推奨 (M1〜M5はノイズが多くダマし増)。
- チャートでバンド端到達を待ち、矢印とストキャス色が一致したら、次足でエントリー。満期はその足1本分。
- 連敗制御(後述)をルール化し、資金曲線のドローダウンを抑制。
- 検証:通貨別・時間帯別のITM率を最低30〜50サンプルで集計。
エントリールール
HIGH/CALL(買い)
- 価格がチャネル下限にタッチ/ブレイク
- 上向き矢印(EMAクロス)が出現
- ストキャスが緑(上方向の勢い)
→ 3条件が同時に揃ったら次足でエントリー(満期:足1本)。
LOW/PUT(売り)
- 価格がチャネル上限にタッチ/ブレイク
- 下向き矢印(EMAクロス)が出現
- ストキャスが赤(下方向の勢い)
→ 3条件が同時に揃ったら次足でエントリー(満期:足1本)。
注意点
- ダマし/逆行の継続
バンド端到達=必ず反発ではない。トレンド継続で突き抜けるケースが普通にある。 - リペイント懸念
公式ページの読者コメントで矢印が後から消えた等の報告があり、リペイント(repainting)疑義が提示されている。
バックテストはバー終値確定基準で、発生時点のスクショ記録を推奨。
勝率を底上げする実践フィルター
- ATRフィルター:ボラが一定以上のときだけ仕掛ける → “誤入力の削減”に寄与、と公開元も提案。
- 相場判定:強トレンド時は逆張りを抑制(ADXの閾値、MAの傾き等)。レンジ寄りの時間帯を優先。
- 連敗ストッパー:連敗2〜3で一時停止、通貨・時間帯を切替。
- 満期チューニング:同じM15でも銘柄で“伸びる/戻る”癖が違う。±1本で調整テストを。
まとめ
- 3条件合致(バンド端+EMA矢印+ストキャス色)を“M15以上×満期1本”で運用するのが基本。
- ATRや相場判定の追加で誤シグナルをさらに間引くと勝率が安定する。
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