この記事でわかること
- FXの基礎知識と仕組み
- 他の投資との違い
- メリットとデメリット
- 初心者でも利益を狙うための方法
- おすすめのFX会社と選び方
FXとは?基本の仕組み
FX(Foreign Exchange、外国為替証拠金取引)とは、異なる国の通貨を売買して、その為替差益を狙う金融取引です。

たとえば…
- 1ドル=150円のときに10,000ドル購入
- 1ドル=151円で売却
- 差額1円 × 10,000ドル = 1万円の利益
例:USD/JPYを150円で買って151円で売れば利益、149円で売れば損失です。
株式投資と違い、買い(ロング)だけでなく売り(ショート)からも取引できるのが大きな特徴です。
FXと株・仮想通貨との違い
投資対象が違うだけでなく、取引時間・レバレッジ・利益の取り方にも大きな違いがあります。

項目 | FX | 株 | 仮想通貨 |
---|---|---|---|
取引時間 | 平日24時間 | 平日9:00〜15:00(日本株) | 24時間365日 |
レバレッジ | 最大25倍(国内) | なし(信用取引で約3倍) | 最大2〜5倍(国内) |
上げ・下げ | 双方で利益可 | 基本は上げ相場のみ | 双方で利益可 |
情報量 | 多い | 多い | 少なめ |
FXのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
少額資金で始められる | レバレッジで損失も拡大 |
国内なら1,000通貨単位から(約数千円) | 短時間で価格が大きく動く |
下げ相場でも利益を狙える | 経済イベントで予測困難な変動 |
平日24時間取引可能 | 精神的ストレスが大きい |
世界的に情報が豊富 | 情報が多すぎて取捨選択が難しい場合がある |
スワップポイントで金利差益も可能 | 長期保有で逆スワップにより損失の可能性 |
日本では、FXをわかってない人はレバレッジをかけると危ないと耳にしますがこんなメリットがあります。
小資金で大きな取引ができる
例えば国内FXで最大25倍のレバレッジを使えば、4万円の資金でも約100万円分の取引が可能。資金効率が高まる。
海外FXでは、1000倍、無制限とがあります。
資金効率の向上
大きな証拠金を準備しなくても、少ない資金で多様なポジションを持てるため、分散投資や複数通貨ペアの運用がしやすい。
短期間で高いリターンを狙える
小さな値動きでも取引額が大きくなるため、利益額も増加する。スキャルピングやデイトレードなど短期戦略と相性が良い。
機会損失を減らせる
少額資金で取引できるので、複数のチャンスを同時に狙える。特に強いトレンドが発生した時に素早く大きく乗れる。
海外FXでは柔軟性が高い
海外業者では数百倍~数千倍のレバレッジが可能で、証拠金がほとんど不要に近いケースもあり、資金拘束が極小になる。
FXの取引の流れ
初心者は無理のない余剰資金を入金しましょう。
取引したい通貨を選ぶ。
まずは、テクニカルが効きやすいメジャー通貨の EUR/USD、USD/JPYを選ぶといいと思います。
買い(BUY)又は、売り(SELL)を入れてみましょう。エントリー後は必ず損切設定をしましょう。
通貨ペアとその特徴
FXは通貨ペアで取引します。
- USD/JPY(ドル円):値動き安定、初心者向き
- EUR/USD(ユーロドル):世界最大の取引量
- GBP/JPY(ポンド円):値動き大きく上級者向き
- AUD/JPY(豪ドル円):資源国通貨、スワップ狙い人気
通貨コード | 通貨名 | 発行国・地域 | 特徴 |
---|---|---|---|
USD | 米ドル | アメリカ | 世界の基軸通貨。国際取引や原油価格も米ドル建てが多い |
EUR | ユーロ | ユーロ圏 | 世界2位の取引量。EU経済圏を代表する通貨 |
JPY | 日本円 | 日本 | 安全資産として世界的需要が高い。低金利傾向 |
GBP | 英ポンド | イギリス | 変動が大きく金利や経済指標に敏感 |
AUD | 豪ドル | オーストラリア | 資源国通貨。金・鉄鉱石価格と連動しやすい |
レバレッジの仕組みとリスク管理
レバレッジとは、少額の資金で大きな取引をする仕組み。

- 国内FX:最大25倍
- 例)10万円 × 25倍 → 250万円分取引可能
注意:レバレッジは利益も損失も拡大します。
推奨は5倍以下で運用。
スプレッドと取引コスト
スプレッド=買値と売値の差。
例:USD/JPY
- 買値:150.000
- 売値:149.998
→ スプレッド0.2銭
短期売買(スキャルピング)はスプレッドの狭い会社が有利。
主要な注文方法
- 成行注文:今すぐ約定
- 指値注文:指定価格で約定
- 逆指値注文:損切り設定やブレイク狙い
- IFD注文:新規+決済同時設定
- OCO注文:利益確定+損切り同時設定
チャート分析の基礎

テクニカル分析
- 移動平均線(トレンド把握)
- ボリンジャーバンド(ボラティリティ把握)
- RSI(買われすぎ・売られすぎ)
- MACD(トレンドと勢い)
ファンダメンタルズ分析
- 金利政策(利上げ=通貨高)
- 経済指標(雇用統計・GDP)
- 政治イベント(選挙・地政学リスク)
テクニカル分析や経済指標について、さまざまな方法があるためご自身にあったものを色々と探ってみましょう。
まずは、スキャルピング、デイトレ、スウィングなどのスタイルを決めるといいでしょう。
FX取引のリスクと対策
- 過剰なレバレッジ禁止
- 損切りルール徹底
- 経済指標発表時は注意
- 一度に全資金投入しない
FXで利益を上げるための心構え
- 感情をコントロール
- トレード記録をつける
- 勝率よりも損益比率を意識
- 長期的に学び続ける
まとめ
FXは魅力的ですが、正しい知識と資金管理が必須です。
まずは少額・低レバレッジで経験を積みましょう。
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