4 time frame CCI slope nmc

MT4:FXインジケーター

MT4:4TIME FRAMECCI SLOPE NMC CCI(Commodity Channel Index)の傾き=Slope を4つの時間足(例:W1/D1/H4/H1)で同時に表示する MTF(マルチタイムフレーム)インジケーター

 4 Time Frame CCI Slope nmc とは

4 Time Frame CCI Slope nmc は、CCI(Commodity Channel Index)の傾き=Slope
4つの時間足(例:W1/D1/H4/H1)で同時に表示する MTF(マルチタイムフレーム)インジケーター です。


サブウィンドウの各レーンが1つの時間足を担当し、緑=上向き(+Slope)/赤=下向き(−Slope) として小さなブロックで連続表示。


上位足から下位足までのモメンタムの同期転換の順番を一目で把握できます。

CCI本体の値(±100など)ではなく、向き(一次差分)を見せるため、初動を逃しにくいのが特長。

 インジケーターの仕組み

  • 各時間足で CCI(期間例:14)を計算
  • 現バーと1本前の CCI を比較し、CCI(t) − CCI(t−1) の符号で
    • + → 緑(上向き)
    • → 赤(下向き)
  • これを4時間足ぶん並列に描画(履歴はドット/小ブロックで連続)

実装により、スムージング(CCIをMAで平滑)やしきい値(微小な傾きは無視)を持つ版もあります。

 パラメーター設定&解説

Custom Indicator – 4 time frame CCI slope nmc
英名 日本語 現在値 解説
TimeFrame1 時間足1 Current time frame 現在のチャート時間足をそのまま使用。
TimeFrame2 時間足2 next1 現在足の1つ上(例:M15ならM30/H1など、ブローカー設定に準拠)。
TimeFrame3 時間足3 next2 現在足の2つ上の時間足。
TimeFrame4 時間足4 next3 現在足の3つ上の時間足。
Period_CCI CCI期間 24 CCIの計算期間。大きいほど滑らか(反応は遅く)/小さいほど敏感(ノイズ増)。
UniqueID 固有ID 4 Time CCI Slopes 同指標を複数設置するときの識別子。重複しない文字列に。
LinesWidth ライン幅 0 各レーンの太さ/ドットサイズ。0はプラットフォーム既定値。
LabelsColor ラベル色 DarkGray 時間足名などの文字色。
LabelsHorizontalShift ラベル横シフト 5 ラベルの横位置をバー数単位で調整。
LabelsVerticalShift ラベル縦シフト 1.5 ラベルの縦位置を微調整。
alertsOn アラート有効 false trueで通知機能を有効化(下の出力設定も併用)。
alertsLevel アラート閾値 3 何本の時間足が同方向になったら通知するかの目安(例:4本中3本一致で通知)。
alertsMessage ポップアップ false 画面ポップアップで知らせる(trueで有効)。
alertsSound サウンド false 音で通知(trueで有効)。
alertsEmail メール送信 false メール通知(事前に「ツール→オプション→メール」で設定が必要)。
  • next1/next2/next3は「現在足より上位へ順送り」。例:現在H1 → next1=H4、next2=D1、next3=W1。
  • 運用は3/4一致(alertsLevel=3)を目安に順張り。最下位足が一度逆色→元色へ再転換したところで入るとタイミングが取りやすいです。
  • Period_CCI=24はやや滑らか。デイトレで回転を速くしたい場合は14~20、スイングは20~30が目安。

 環境認識のコツ

  1. アラインメント(同期):4本のうち3/4以上が緑なら上昇優勢、3/4以上が赤なら下降優勢。
  2. 点灯の伝播:下位足→中位→上位へ色が順に変わると、転換の本命になりやすい。
  3. 横ばい判定:緑赤が頻繁に切替 → レンジ/ボックスの可能性が高い。
  4. CCI特有の過熱帯(±100/±200)そのものは見えないため、価格の節目や他指標と重ねて過熱感を補助判断。

 使えるトレード戦略

1) MTFアラインメント順張り

  • 条件:上位2足を含む3/4が緑(買い)/3/4が赤(売り)。
  • エントリー:最下位足が一度逆色になった“浅い押し戻り”から元色へ再転換したバーの確定。
  • 損切り:直近スイング外側 or ATR×1.2–1.5。
  • 利確:1R~2R、もしくは直近の節(前高安・ラウンド)。

2) 転換の“点灯順”で先回り

  • 観察:最下位足→中位足→上位足の順に赤→緑(または逆)。
  • エントリー:レンジ上辺/下辺のブレイク&小戻りでIN。
  • 損切り:レンジ内への復帰。
  • 利確:レンジ幅=ブレイク計測値、または次のHVN/ピボット。

3) しきい値付きリバーサル(CCI本体との併用)

  • 条件:Slopeで3/4が緑に転換 + CCI本体が−100→0→+100へ回帰の途中。
  • 買い:押しの終わりを狙う。
  • 損切り:Slopeが再び赤優勢になったら撤退。
  • 利確:CCIが+100圏で勢い鈍化/価格が主要レジスタンス接近。

 よくある失敗と対策

  • 失敗:4本の足がバラバラのままエントリー
    • 対策:最低でも3/4一致、できれば上位2足の同色を待つ

  • 失敗:横ばいで色が点滅 → エントリー多発
    • 対策レンジ認定ルール(例:H4/D1の色が20本中半分以上で頻繁に交代なら見送り)

  • 失敗:ニュースで一気に反転
    • 対策:経済指標カレンダーで直前の新規建てNGを徹底

 メリット&デメリット

4 Time Frame CCI Slope nmc のメリット / デメリット
メリット デメリット
  • 4つの時間足のモメンタムの向きを一目で確認
  • CCIの傾き(初動)を捉えやすく、順張りの判断が速い
  • 色の一致/不一致で環境認識のルール化が容易
  • レンジでは色が点滅しやすくエントリー過多になりがち
  • CCIの絶対水準(±100/±200)は直接見えない
  • 時間足の選定・スムージングなど設定依存性がある

 推奨セット

  • デイトレ:H4 / H1 / M15 / M5、CCIPeriod=14、Smooth=1、3/4一致で順張り
  • スイング:W1 / D1 / H4 / H1、CCIPeriod=20、Smooth=1–2、上位2足が優先
  • スキャル:H1 / M15 / M5 / M1、CCIPeriod=10、Smooth=0–1(ニュース注意)

 まとめ

4 Time Frame CCI Slope nmc は、CCIの「傾き」を4時間足で同時に可視化し、
“どの時間足まで同方向に揃っているか” を瞬時に判断できるMTFツールです。

  • 3/4一致で順張り、
  • 下位→上位への点灯伝播で転換を捉え、
  • 200EMA/VWAP/プロファイルと重ねて根拠を増やす。
    この運用で、だましを抑えた再現性の高いトレードが可能になります。

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