asctrend_MT4

MT4:矢印表示

MT4:ASC TREND 徹底解説 矢印だけに頼らず“勝てる使い方”まで丸わかり

 ASCTRENDはどんなインジケーター

チャート上に 上向き(水色)/下向き(マゼンタ)矢印 を描いてエントリー方向を示すシグナル系インジケーターです。

内部では価格のフィルタリング(移動平均・ボラティリティ閾値・統計的判定など)を組み合わせ、「反転/継続の可能性が高い足」を抽出します。


矢印の出現だけで飛び乗るより、環境認識+フィルター+確定足を徹底すると精度が大きく向上します。

 インジケーターの見方

  • 水色 ↑ 矢印:ロング候補
  • マゼンタ ↓ 矢印:ショート候補

  • 必須ルール確定足(矢印が確定した次の足)でのみ判断。更新中の足では出たり消えたりする版があるため注意(=いわゆる“再描画”挙動を回避)。

推奨タイムフレーム

  • スキャ:M5–M15
  • デイ:M15–H1
  • スイング:H1–H4

 パラメーター設定&解説

  • RISK = 3(リスク/感度)
    シグナルの感度・厳しさを決める係数です。
    • 値を小さくすると:感度が上がり矢印が増える(早いがダマシも増えやすい)
    • 値を大きくすると:判定が厳しくなり矢印は減る(遅いが精度は上がりやすい)
      目安:スキャ~短期は 2–3、デイトレ~スイングは 3–5 から検証。まずは既定の 3 でテストし、銘柄のボラに合わせて微調整。
  • CountBars = 300(計算・表示本数)
    インジケーターが過去何本のバーを計算・表示するかを指定します。シグナルの“質”には直接影響しません(履歴の長さと処理負荷のトレードオフ)。
    目安:表示だけなら 300~1000、バックテストや長期の確認をしたいときは増やし、動作が重ければ減らす。

チューニングのコツ

  1. まず RISK=3 で複数銘柄・時間足を検証。
  2. シグナルが多すぎる→ RISK を+1、少なすぎる→ -1
  3. 処理が重い・履歴が不要なら CountBars を縮める
  4. 実運用は確定足の矢印のみ採用(未確定足は出たり消えたりする版があるため)。
  5. 200EMAやADX/Damiani等のフィルターと組み合わせると安定します。

まずは初期値のまま検証 → 期待する頻度になるよう Risk を微調整 → Alerts をON にしてチャンスを逃さない、の順が効率的です。

 エントリー&エグジット基本形

エントリー:確定足の矢印方向。できればシグナル足の高値/安値ブレイクで実行。
損切:直近スイング外 or ATR(14) × 1.2(ボラ基準で標準化)。
利確:R 1.5~2.0、次の節目、または反対矢印で全決済。

 実践で機能する4つの戦略

A. 200EMA フィルターの“順張り一本化”(王道)

  1. 200EMA の傾きで方向固定(上向き=買いのみ / 下向き=売りのみ)。
  2. その方向のASCTrend矢印が出たら、シグナル足の高値/安値ブレイクで入る。
  3. SL:直近スイング外+ATR×1.0~1.5、TP:R 1.5~2.0 or 反対矢印。
    → レンジでの無駄撃ちが激減し、トレンド区間で面を取れます。

B. ブレイク&リテスト合致型

  • レンジ上限/下限や前日高安を引いておき、ブレイク方向の矢印リテスト反発でエントリー。
  • ダマシ回避のため、終値確定出来高(Tick)増を確認できるとさらに◎。

C. オーバーシュート逆張り(小ロット)

  • ATR Channels や ±3σ(BB)への過伸長+反転矢印試し玉
  • うまく走れば中心線まで、走らなければ小さく撤退(ニュース直後は避ける)。

D. トレーリングで“伸ばす”

  • ポジションが乗ったら ATRStops / Supertrend追随ストップに。
  • 反対矢印が出たら全決済、または分割で利確→残りはトレーリング。

 失敗しないためのチェックリスト

  • 未確定足の矢印でエントリーしない
  • ✅ 指標直前直後は見送り(スパイクで再描画&連続損切の温床)
  • ✅ ボラフィルター(Damiani/ADX>20)で“動かない時間”を除外
  • ✅ MTF で上位足(H1/H4)と方向が揃っているかを確認
  • ✅ ナンピン前提にしない。固定SL事前のRRを決める

 ルール早見表

条件 エントリー 損切/利確 備考
200EMAの傾きと同方向 確定矢印後、シグナル足高値/安値ブレイク SL=直近スイング外+ATR×1.2 / TP=R1.5–2.0 or 反対矢印 順張り特化で勝率安定
レンジブレイク+矢印一致 リテスト反発で成行/指値 SL=ブレイク水準内側 / TP=次の節目 Tick Volume増で裏付け◎
±3ATR到達+反転矢印 小ロット逆張り SL=ヒゲ外 / TP=中心線手前 ニュース直後は回避

 よくあるQ&A

再描画しますか?

確定足での矢印のみ採用すれば、実運用での影響は最小化できます。

1つの矢印だけで入って良い?

できれば 方向フィルター(200EMA/Supertrend)ボラフィルター(Damiani/ADX) を併用してください。矢印=合図、入るかは環境で決めるのがコツ。



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