目次



Bollinger Bands TRO MODIFIED VERSION とは
普通のボリンジャーバンド(期間20・偏差2が定番)に
- 右端に Upper/Middle/Lower の現在値 をラベル表示
- バンド幅(Range %)=スクイーズ/拡散の強さを数値化
を追加した“見やすさ特化”の改良版です。
何がわかるのか
- Middle(ミドル)=20SMA。終値が上なら買い優勢、下なら売り優勢の目安。
- Upper/Lower=±2σ。統計的な行き過ぎゾーン。
- Range %=帯の広さ(ボラティリティ)。小さいほどスクイーズ=エネルギー蓄積、大きいほどトレンド中。
インジケーターの基本的な使い方
- ミドルの傾きと位置関係で地合い判定(上=買い目線、下=売り目線)。
- Range %を見る。小さく収縮→ブレイク待ち / 大きく拡大→順張り継続が有利。
- タッチだけで逆張りしない。強トレンドは“バンドウォーク”しやすいので、ミドルの傾き・上位足・ローソク形で確認。
パラメーター設定&解説

| 英語(パラメター) | 現在値 | 日本語 | 解説 |
|---|---|---|---|
| ShowGauge | true | 情報パネルの表示 | 右上のゲージ(Upper/Middle/Lower・Range% など)を表示するか。 |
| myChartX | 10 | Xオフセット | パネルの横位置(px)。 |
| myChartY | 100 | Yオフセット | パネルの縦位置(px)。 |
| myCorner | 1 | 基準コーナー | 0=左上 / 1=右上 / 2=左下 / 3=右下。1は右上に固定。 |
| myFont | Courier New | フォント | パネルの書体(等幅は桁が揃って見やすい)。 |
| myFontSize | 12 | フォントサイズ | パネル文字の大きさ。 |
| ShowPriceBox | true | 価格ボックス表示 | 右端の Upper/Middle/Lower の現在値ラベル(ボックス)を表示。 |
| myLineWidth | 3 | 線の太さ | バンド線・枠線などの線幅(実装により適用範囲は多少異なる)。 |
| myBoxWidth | 3 | ボックス枠の太さ | 価格ボックスの輪郭の線幅。 |
| BandsPeriod | 20 | 期間 | ミドル(基準MA)の本数。20が定番。 |
| BandsShift | 0 | シフト | バンド表示の左右シフト。通常は0。 |
| BandsDeviations | 2.0 | 偏差(σ倍数) | 帯の広さ。1.8〜2.5でボラに合わせて微調整。 |
| colorHead | Orange | ヘッダー色 | パネルのタイトル・見出し色。 |
| colorTop | Chocolate | 上限ライン色 | Upper BB のライン/ラベル色。 |
| colorMid | Chocolate | ミドルライン色 | Middle(SMA)の色。 |
| colorBot | Chocolate | 下限ライン色 | Lower BB のライン/ラベル色。 |
| colorUP | Lime | 上昇色 | 増加・上向きなどの強気表示に使用。 |
| colorEQ | Yellow | 変化なし色 | 横ばい・同値などの表示色。 |
| colorDN | Red | 下降色 | 減少・下向きなどの弱気表示に使用。 |
使い方の目安:Period 20/Deviation 2.0 を基準に、視認性は myLineWidth / myBoxWidth / フォントサイズで調整。 価格ボックスとゲージを表示しておくと、現在の帯位置とRange%が一目で分かり検証が楽になります。
すぐ使えるトレード戦略3戦
① スクイーズ・ブレイク(順張り)
- 条件:Range % が低下後、実体で 上限/下限をブレイク。
- IN:確定足で入るか、軽い戻し→再加速。
- SL/TP:ミドル内側 or 直近スイング外/R=1.5〜2.0、or 反対側バンド手前で分割利確。
② ミドル押し目/戻り(継続)
- 条件:ミドルが明確に上向き(下向き)。ミドル到達→反発で順張り。
- フィルタ:上位足(例:H1)でもミドルの上(下)。
- SL/TP:下限(上限)内側+ATR0.5/上限(下限)や前回高安。
③ レンジ逆張り(上級者向け)
- 条件:ミドルが水平&Range % が安定。上限タッチ+反転足で売り、下限タッチ+反転足で買い。
- TP:まずミドル、残りは反対バンド。SLは外側に小さく。
よくある失敗と対策
- 矢印/タッチ=即エントリー → ×。必ず確定足+上位足方向でフィルタ。
- 強トレンドで逆張り連発 → バンドウォーク中はミドル回帰まで待つか順張りへ。
- 指標直後 → バンド幅が落ち着くまで見送り。
- Range % の基準が曖昧 → 銘柄/足ごとに、“スクイーズ”と見なす目安(例:M5で5〜7%未満など)を自分の過去検証で決める。
時間足の組み合わせ例(MTF運用)
- M5でエントリー × H1で地合い確認:H1ミドル上→買いのみ。
- M15 × H1:スクイーズ→ブレイクをM15で拾う。
- H1 × H4:スイングで帯外→内回帰やスクイーズ明けを狙う。
最後のチェックリスト
- 上位足と同方向か?
- 根拠は2つ以上あるか?(ミドル反発+包み足+Range拡大 など)
- 期待Rは1.5以上あるか?(ATRでSL/TP設計)
- ニュース前後はサイズを落としているか?
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