目次


Chin Breakout Alertとは
- 用途:手動または自動で設定したブレイクライン(上限・下限)を価格が突破した瞬間を検知し、音・ポップアップ・メール/プッシュ通知でお知らせするMT4系インジケーター。
- 何が便利?
- 水平線をドラッグ&ドロップで即調整(画像のテキスト「DBL click BLUE/RED line to Move or Delete」=ダブルクリックで移動/削除)。
- 監視中に席を外しても、ブレイクを取りこぼさない。
- どの時間足でも使える(レンジ上抜け・下抜けの両方に対応)。
- 監視中に席を外しても、ブレイクを取りこぼさない。
インジケーターの基本的な仕様
- 青ライン:上側のブレイクレベル(買いのトリガー候補)
- 赤ライン:下側のブレイクレベル(売りのトリガー候補)
- 縦線やガイド:一部版でブレイク確定足や設置時刻を補助表示
- アラート:
- タッチ/ヒゲ到達で鳴らす
- 終値で確定ブレイクのみ鳴らす
- 1回きり(One-shot)/繰り返しなどを選択できる版も
ライン色・太さ・通知方式・確定条件(タッチ or クローズ)が主な設定ポイントです。
インジケーターの使い方
STEP
ラインを置く
- 直近レンジの高値/安値、アジア時間の高安、前日高安、ピボット等に合わせて青/赤を配置。
- 位置はダブルクリックで簡単に移動/削除。
STEP
アラート条件をセット
- 「タッチで通知」or「足のクローズで通知」を選ぶ。
- 必要に応じてメール/モバイル通知をON。
STEP
テスト
現在値近くに仮ラインを置いて通知が来るか確認。本番の水準に戻す。
パラメーター設定&解説

項目 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
Alert_on? | true | アラートの有効/無効。true=通知オン、false=オフ。 |
Pop_Up_Box | false | ポップアップ(メッセージボックス)表示の有無。trueで画面中央に通知を出す。 |
Time_Out | 6.0 | 再通知までの待機時間(クールダウン)。短い=連続通知が出やすい/長い=重複通知を抑制。※単位は版により異なるため、実機でテスト推奨。 |
実戦で使える4つの戦略
戦略A|アジアレンジ・ブレイク(王道)
- セット:東京時間で形成したレンジの高安に青/赤ライン。
- エントリー:ロンドン開始~1時間でブレイク&足クローズ確定(タッチより精度↑)。
- 損切:レンジ内側に置く(ブレイク失敗対策)+ATR(14)×0.5目安。
- 利確:R(リスクリワード)1.5~2.0 or 次の節目。
- 一工夫:Damiani/ATR上昇で“動く時間だけ”採用するとダマシ減。
戦略B|前日高安ブレイク&リテスト(継続狙い)
- セット:前日のHigh/Lowにライン。
- トリガー:ブレイク後、リテスト→反発を下位足(M5~M15)で確認。
- 損切:ブレイク水準の反対側へスリムに(ノイズで外されにくい)。
- 利確:当日ADRの60~80%、または次の4H/D1節目。
戦略C|フェイクアウトの逆張り(失敗を獲る)
- シナリオ:ブレイクしても終値で戻される(クローズ判定にしておく)。
- 入口:確定で“戻り”と判定→反対方向へ短期逆張り。
- 条件:ボリューム(Tick)弱い・上位足のトレンドが逆なら精度UP。
- 注意:ニュース前後は見送り。
戦略D|トレンドフォローの分割追加
- セット:直近の**押し目・戻り高値(安値)**に順次ライン設置。
- アラート:抜けたら小ロットで追加、平均建値を管理。
- 撤退:前回ブレイク水準割れで一部/全決済。
推奨設定の目安
用途 | ブレイク判定 | 通知 | 備考 |
---|---|---|---|
ブレイクアウト厳選 | 終値で確定 | ポップアップ+プッシュ | ダマシを最小化 |
スキャ/高速 | タッチ | サウンドのみ | チャンス多いがノイズ増 |
デイ〜スイング | 終値+リテスト | プッシュ | 勝率とRRのバランス◎ |
ニュース時 | 無効化 | – | 直前直後は誤作動/スパイク多発 |
さらに精度を上げるなら、200EMAの傾きやSupertrendで方向を固定し、Damiani VolatmeterやATRで“動くタイミングだけ”許可すると良いです。
よくある失敗と回避策
- ラインが近すぎる → スプレッドで誤通知。余裕を数pips+ATRの一部でオフセット。
- タッチ判定だけ → ヒゲで乱射。クローズ判定かリテスト待ちを検討。
- 終日ONで騒がしい → セッション限定(ロンドン/NY)で実用度UP。
- 同時多通貨 → 同値幅でもボラが違う。通貨ごとにATR比で距離調整。
まとめ
Chin Breakout Alert は「ラインを置く → 鳴ったら見る」という超シンプル運用で、ブレイク取りこぼしをゼロに近づけるための便利ツールです。
アラートは判定条件(タッチ/クローズ)と時間帯の選別で品質が激変します。
レンジの端・前日高安・アジアレンジに絞り、ボラフィルターと組み合わせて使うのが王道です。
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