目次



インジケーターの概要
- 何を示す?
3本の移動平均(例:短期3・基準8・長期20)の距離と向きを指標化。
「短期と長期が基準に対してどちらへ乖離しているか」を2本の曲線で可視化します。 - 基本シグナル
- 緑(Short Index)が上、黄(Long Index)が下=上昇優勢(買い)
- 緑が下、黄が上=下降優勢(売り)
- ゼロラインのクロスは転換サイン
直感:“緑↑ × 黄↓”で買い、 “緑↓ × 黄↑”で売り が基本。
インジケーター仕組み
- 代表的な設定は 3 / 8 / 20 のEMA。
- Short/Long それぞれが基準(8)からの乖離を数値化し、ゼロを境にプラス・マイナスで表示。
- ゼロ=均衡、±へ離れる=片側の推進力が強い。
パラメーターの設定&解説

区分 | パラメーター | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|
短期(Curta) | Curta | 3 | 短期の期間。感度が高く転換を素早く捉えるがダマシ増。 |
短期(Curta) | CurtaAppliedPrice | Close price | 短期の計算に用いる価格(終値)。 |
短期(Curta) | CurtaMethod | Simple | 短期の移動平均の種類。Simple=SMA。EMAにすると反応が速い。 |
基準(Media) | Media | 8 | 基準(中期)の期間。短期・長期との乖離を測る中心線。 |
基準(Media) | MediaAppliedPrice | Close price | 基準線の計算に用いる価格(終値)。 |
基準(Media) | MediaMethod | Simple | 基準線の移動平均の種類(SMA)。 |
長期(Longa) | Longa | 20 | 長期の期間。値を大きくすると安定、反応は遅くなる。 |
長期(Longa) | LongaAppliedPrice | Close price | 長期線の計算に用いる価格(終値)。 |
長期(Longa) | LongaMethod | Simple | 長期の移動平均の種類(SMA)。 |
インジケーターの基本的な使い方
- ゼロライン・クロス
- 緑が下→上へクロス、同時に黄が0以下(または下向き)=買い有利
- 緑が上→下へクロス、同時に黄が0以上(または上向き)=売り有利
- ラインの位置関係
- 緑>0 かつ 黄<0:強気の理想形
- 緑<0 かつ 黄>0:弱気の理想形
- 両方が同側で広がる=トレンド強化、収束=レンジ化
- 傾き
- 上向き加速=勢い増
- 横ばい/反転=勢い減(利確・様子見)
実践戦略
戦略A:ゼロライン・クロス+200MAフィルター(順張り)
- 環境認識:価格が200MAの上=ロングのみ/下=ショートのみ
- エントリー:フィルター方向で緑が0をクロス(黄は反対側 or 下向き)
- 損切:直近スイング外+ATR(14)×1.5
- 利確:RR 1.5~2.0、または緑が再び0割れ/越え
戦略B:プルバック再開(押し目・戻り売り)
- 上昇トレンド中に緑が0近辺まで戻り、黄は0未満を維持→緑の再反発で買い
- 下降は逆。ダマシ軽減に有効
戦略C:ダイバージェンス応用(転換)
- 価格が高値更新なのに緑の高値が切下げ→上昇鈍化でショート検討
- 価格安値更新なのに緑の安値が切上げ→下落鈍化でロング検討
- S/R・チャネル端と重なれば精度UP
推奨時間軸:
- スイング=H1/H4(設定:5/13/34なども良)
- デイ・スキャ=M5~M15(3/8/20推奨)
うまく使うコツ
- 指標・要人発言直前はノイズ増→様子見
- レンジではクロスが増えるため、BB幅やADXでフィルター
- パラメーターは銘柄と時間帯で最適化(ロンドン時間は感度↑でも可)
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