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Good_Macd(dark screen)とは
Good_Macd は、クラシックなMACD(Moving Average Convergence Divergence)を視認性高く再設計したMT4向けカスタム指標です。
「dark screen」はダーク背景用の配色(シアン×マゼンタの2本線+白ヒストグラム)で、暗色チャートでもシグナルが見やすいのが特徴。計算ロジックはMACDと同じで、モメンタム(勢い)とトレンド転換を同時に捉えます。
- MACDライン:短期EMAと長期EMAの差
- シグナルライン:MACDラインのEMA
- ヒストグラム:MACDライン − シグナルライン(売買圧の強弱)
どんな場面で強い?
- トレンドの初動や加速局面を捉えるのが得意
- ダイバージェンス(価格と指標の逆行)からの反転察知
- 5分〜1時間足のデイトレ/スキャル、4時間〜日足のスイングにも対応
インジケーターの基本な使い方
- ラインのクロス
- MACDがシグナルを上抜け → 買い圧力の強化(ロング候補)
- MACDがシグナルを下抜け → 売り圧力の強化(ショート候補)
- ゼロライン(0軸)クロス
- 0を上抜け → 中期的に上昇モメンタムへ
- 0を下抜け → 中期的に下降モメンタムへ
- ヒストグラムの形状
- 棒が拡大:勢いが増している
- 棒が縮小:勢いの鈍化(利確や反転準備)
- ダイバージェンス
- 価格が高値更新なのにMACDは更新せず → 弱気
- 価格が安値更新なのにMACDは更新せず → 強気
推奨設定の目安
- 標準:12, 26, 9(短期・長期・シグナル)
- スキャル:8, 21, 5(反応を速く)
- スイング:24, 52, 9(ノイズ軽減)
パラメーターの設定&解説

変数 (英語) | 値 | 日本語訳 | 解説 |
---|---|---|---|
FastMAPeriod | 12 | 短期EMA期間 | MACDラインの短期EMA。小さいほど反応が速いがノイズ増。 |
SlowMAPeriod | 26 | 長期EMA期間 | MACDラインの長期EMA。大きいほど滑らかで遅くなる。 |
SignalMAPeriod | 9 | シグナル線期間 | MACDラインにかけるEMA期間。小さいとクロスが早く、騙しも増えがち。 |
実践戦略
戦略①:トレンドフォロー(王道)
- 時間足:M15〜H1
- 条件:価格がEMA200の上で、MACDがシグナル上抜け&ヒストグラム拡大
- エントリー:ロング
- 決済:ヒストグラムが縮小し始めたら分割利確/逆クロスで全決済
- 損切り:直近スイング安値の下(ショート時は高値の上)
戦略②:ゼロライン回帰(順張り強化)
- 時間足:M15〜H4
- 条件:MACDとシグナルが0近辺で横ばい → 0上抜け(買い)/0下抜け(売り)
- 狙い:中期モメンタムの転換点で伸びやすい場面を取る
- 補助:ボリンジャー or Keltnerでバンド拡大(ボラ上昇)を確認
戦略③:ダイバージェンス反転
- 時間足:M5〜H1
- 条件:価格とMACDが逆行(強・弱気ダイバージェンス)+ローソクの反転シグナル(ピンバー・包み足)
- エントリー:反転方向
- 決済:0ライン付近 or 直近節目
- 損切り:シグナルが否定(直近高安の外側)
戦略④:マルチタイムフレーム合成
- 上位足(H1)のMACD方向=上 → 下位足(M15)で上抜けクロスを待ってエントリー
- 逆行シグナルは見送り、順張りのみでフィルタ
失敗を減らす3つのフィルタ
時間帯:ロンドン〜NYの重複時間帯はモメンタムが乗りやすい
- トレンド確認:EMA200/Ichimoku基準線などで地合いを判定
- ニュース回避:高インパクト指標前後はノイズ・スリッページ増
リスク管理は必須
- 損切り:直近高安の外/ATR×1.5
- 利確:R:R=1:1.5以上、分割利確で含み益を守る
- 撤退:MACD逆クロス+ヒストグラム縮小が続くときは潔くクローズ
よくあるQ&A
- クロスだけで入って良い?
-
レンジでは騙しが多い。ゼロライン/EMA200/バンド拡大など環境認識を必ず併用。
- 設定は変えた方がいい?
-
ボラの大きい通貨は短め(8,21,5)、落ち着いた通貨や上位足は長め(24,52,9)が安定。
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