
Trade-Dayとは
チャート上に 毎日の値動きをボックス(四角形)で区切って表示し、
各日の 高値・安値・始値/終値、曜日ラベル(1.Monday, 2.Tuesday…)などを自動で描くインジケーターです。
スクショのように、日ごとのレンジがひと目でわかるため、
- 「どの曜日が動いたか」
- 「前日レンジのどこで止まったか」
- 「今日はトレンドデイ?レンジデイ?」
といった判断が一瞬でできます。
インジケーターで何が表示される?
- デイボックス:指定タイムゾーンの 1 日(O〜O)を枠で表示
- ラベル:1.Monday, 2.Tuesday… のように曜日+連番を表記
- 高値/安値の値札:各日の Extremes を小さなプレートで表示
- オープン→クローズのトレンド線:その日の“傾き”を斜線で可視化
- (一部バージョン)当日/過去 n 日のみ表示、色分け、透過度の調整 など
ポイント:「前日レンジ(PDH/PDL)」の扱いがデイトレの核。Trade-Day はこれを常に“目に入る”形で置いてくれます。
インジケーターの基本的な使い方
- タイムゾーン(ブローカー時間基準)と表示日数を設定
- 当日ボックスが形成され始めたら、前日ボックスと当日初動の位置関係を見る
- 以降の狙いどころ(ブレイク・リテスト・フェード)をボックスの上辺/下辺で判断
すぐ使える 4 つの戦略
1) 前日高値/安値(PDH/PDL)ブレイク
- 条件:ロンドン〜NY序盤で、価格が PDH/PDL に接近
- 仕掛け:1本確定で抜け(または秒足で背中付け)→ 直後の小戻しでIN
- 撤退:レンジ内へ戻されたら即撤退
- 利確:当日のボラ目安(ATR×0.75〜1.0)、節目(ラウンド/週高安)
なぜ効く?
日足レベルのストップ溜まりを取りに行く場面。押し目/戻りが出やすい。
2) 前日レンジ・フェード(平均回帰)
- 条件:セッション後半、ボラ縮小・出来高低下
- 仕掛け:PDH/PDL の内側に戻されたら逆方向へ短期
- 撤退:再び外に出たら即切り
- 利確:当日中間〜当日オープン付近
向き/不向き
トレンドデイには向かない。ボックス幅が狭く、伸びにくい日に有効。
3) オープニング・レンジ(OR)→ デイブレイク
- 条件:当日始値から最初の 30–60 分で狭い OR が形成
- 仕掛け:OR ブレイク+前日ボックス方向一致で順張り
- 撤退:OR 内へ戻り
- 利確:当日ボラ目安、もしくは PDH/PDL タッチ
コツ
OR は 当日ボックスの“芯”。OR と PDH/PDL が重なると強い節目。
4) 曜日アノマリー × フィルタ
- 観察:曜日ラベルで動きやすい曜日(例:火水に拡大、金は手仕舞い)を把握
- 運用:動く曜日はブレイク優先/動かない曜日はフェード寄りに配分
まとめ
Trade-Day は、日ごとのレンジ・極値・傾きを“箱”で固定し、
前日(地図)に対して今日(現在位置)がどこかを瞬時に示してくれます。










