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MT4:FXインジケーター

MT4:TRADERS DYNAMIC INDEX RSI/移動平均/ボリンジャーバンドを複合したオシレーター系インジケーター

 Traders Dynamic Index(TDI)とは

  • RSI(モメンタム)
  • 移動平均(トレンド/シグナル)
  • ボリンジャーバンド(ボラティリティ)
    を“RSI上で合成”した複合オシレーターです。
    1つのサブウィンドウで 方向(クロス)・強弱(レベル)・変動(バンド) を同時に読み取れるのが最大の魅力。

標準の線の意味

  • 緑=Price Line:平滑化したRSI(短期の勢い)
  • 赤=Signal Line:緑のMA(クロスで方向シグナル)
  • 黄=Market Base Line(MBL):RSIの長期MA(相場の地合い)
  • 青=Volatility Bands:RSIにボリンジャーを適用(圧縮/拡張を可視化)
  • 水平レベル:一般的に 32 / 50 / 68(過熱と基準線)

ひと目で「今は買い優勢?トレンド再開?レンジ?」が分かります。

 代表的な設定

  • RSI period:13
  • Price Line smoothing:2
  • Signal Line smoothing:7
  • MBL period:34(SMA)
  • BB period / σ:34 / 1.618~1.95
  • Level:32・50・68(好みに応じて30・50・70)

短期足はスムージングを少し上げるとノイズが減ります。

 インジケーターの基本的な読み方

  1. クロス:緑↑赤=上昇の初動、緑↓赤=下落の初動
  2. 位置:50より上=強気、下=弱気。68超え/32割れ=過熱ゾーン
  3. 地合い(MBL):MBLが上向き→押し目買い優位、下向き→戻り売り優位
  4. ボラ(VB):バンドが縮む=“Squeeze”(レンジ)。拡大し始め=ブレイクの兆し
  5. ダイバージェンス:価格と緑線の高安が逆行=勢いの鈍化・転換警戒

 パラメーター設定&解説

Custom Indicator – traders-dynamic-index
英名 日本語 現在値 解説 / 使い方
RSI_Period RSIの期間 13 TDIのベースとなるRSIの計算期間。短くすると反応は速くなるがノイズ増、長いと安定(遅延)。
RSI_Price RSIに用いる価格 3(Low) RSIの入力価格。番号対応:0=Close, 1=Open, 2=High, 3=Low, 4=Median(H+L)/2, 5=Typical(H+L+C)/3, 6=Weighted((H+L+C+C)/4)。 一般的には Close か Typical を使うことが多い。
Volatility_Band ボラティリティ・バンド(BB)期間 34 RSI上に重ねるボリンジャーバンドの期間。バンドの縮小=レンジ、拡大=ブレイク兆候。
RSI_Price_Line Price Line(緑)の平滑化期間 2 緑線(短期の勢い)のスムージング。数値↑で滑らか・遅延↑、数値↓で敏感・ノイズ↑。
RSI_Price_Type Price LineのMA方式 0(SMA) 緑線を平滑化する移動平均タイプ。番号例:0=SMA, 1=EMA, 2=SMMA, 3=LWMA。
Trade_Signal_Line Signal Line(赤)の平滑化期間 7 緑線の移動平均=赤線。緑と赤のクロスが方向シグナル。数値↑で遅延するがダマシ減。
Trade_Signal_Type Signal LineのMA方式 0(SMA) 赤線の移動平均タイプ(0=SMA, 1=EMA, 2=SMMA, 3=LWMA)。
UseAlerts アラートを使う false trueで緑×赤のクロス等を通知。実運用は確定足のみで鳴らす設定が安全。
  • 基本運用:上位足でMBL(黄)の傾きと50ラインの位置で地合いを固定 → 下位足は同方向の緑×赤クロスのみ採用。
  • チューニング:ノイズ多→RSI_Price_Line/Trade_Signal_Line↑、反応遅い→その逆。RSI_Priceは Close(0) か Typical(5) が扱いやすいです。

 すぐ使えるトレードルール

1) MBL順張りクロス(王道)

  • 条件:MBLが上向き&50より上
  • 買い:緑が赤を上抜け、できれば50ライン上で
  • 決済:緑が赤を下抜け/68タッチ/VBが縮み始め
  • 逆(売り):MBL下向き・50より下で緑↓赤

フィルターに上位足MBLの傾きを使うと勝率が一段上がります。

2) Squeezeブレイク

  • 観察:VBがキュッと狭い(低ボラ)。
  • エントリー:バンドの拡大+緑が赤を抜けた方向へ、可能なら50越えと同時
  • 損切り:直近スイング外 or ATR(14)×1.2
  • 利確:1.5~2R/68・32タッチ/反対クロス

3) ダイバージェンスの手仕舞い&小逆張り

  • サイン:価格は高値更新、緑は高値切り下げ(ベア)/逆も然り
  • 対応:順張りポジの分割利確を優先。小ロットでカウンターは、反転ローソク確定まで我慢

 リスク管理とエグジット

  • 初期SL:直近スイング外 or ATR×1.2
  • トレーリング:緑が赤と乖離→拡大中は利を伸ばす、収縮&逆クロスで一部/全利確
  • 時間フィルター:主要指標の直前直後はSqueeze誤作動が増えるため回避

 よくある失敗と対策

  • クロスだけで飛びつく → 50ライン・MBL方向・VBの状態で質の高いクロスに限定
  • 過熱ゾーンでエントリー → 68超え買い/32割れ売りは押し戻り待ち
  • 設定いじりすぎ → まず“デフォ+MTFフィルター”から。調整は最小限で

 メリット / デメリット

メリット デメリット
  • 1画面で方向・勢い・ボラが一望でき、判断が速い
  • 順張り・ブレイク・手仕舞いまでルール化しやすい
  • MTF・MA・ATR・トレンドラインなど他手法と相性◎
  • レンジのクロス多発Squeeze+50+MBLでフィルター)
  • 設定依存があり短期ほど最適化に注意
  • ニュース急変では一時的に逆行/誤シグナル

 まとめ

TDIは“RSIの目”にトレンドとボラの情報を重ねた万能オシレーター。

  • 上位足MBLで地合い固定 → 下位足の緑×赤クロス50/バンドで発射
  • SLはATR、利はクロス反転/68・32/バンド収縮で回収

ID取得中…





trailing-stop-loss-levelMT4:TRAILING STOP LOSS LEVEL  価格の動きに合わせて自動で追随するストップ水準(ライン)を描くインジケーター前のページ

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