TRIX SLOPE DIVERGENCE MTF INDIC

MT5:描画ツール

MT5:TRIX SLOPE DIVERGENCE MTF INDICATORRIX 傾き・ダイバージェンス・MTFを一つに纏め転換点とトレンドを一発で判断出来るインジケーター

どんなインジケーター

TRIX Slope Divergence MTF は、オシレーター TRIX(トリプル指数平滑移動平均の変化率)をベースに

  • Slope(傾き)=TRIXの上昇・下降の勢い
  • Divergence(ダイバージェンス)=価格との逆行現象
  • MTF(マルチタイムフレーム)=上位足の方向性を重ねて表示


    を一つにまとめ、転換点とトレンド継続の局面を見やすくするインジケーターです。


    上段に価格(必要なら価格チャネル)、下段に滑らかなTRIXラインが描かれ、傾きや逆行を強調します。

インジケーターの仕組み

  • TRIX:終値に対して3重のEMAをかけ、その変化率を%表示したオシレーター。
    ノイズに強く、トレンドの滑らかな加速・減速を捉えやすい。

  • Slope:TRIXの傾き。
    傾きが上向き=モメンタム増加、下向き=モメンタム減少。

  • Divergence
    価格が高値更新しているのにTRIXが高値切り下げ(弱気ダイバージェンス)/
    価格が安値更新なのにTRIXが安値切り上げ(強気ダイバージェンス)。

  • MTF:下位足に上位足TRIXの方向を重ね、順張り優先の判断をしやすくする。

インプット設定&解説

項目(英語原文) 値(例) 日本語 説明・役割 ヒント/目安
Time frame Current time frame 時間足 使用する時間足。MTFで上位足を重ねたい場合は指定。 下位:現在足/ MTF:M15→H1など
TRiX period 14 TRIX期間 TRIX(3重EMAの変化率)の計算期間。短いほど敏感、長いほど安定。 スキャル 9–12/デイトレ 12–15/スイング 15–20
Price Close price 計算価格 TRIX計算に使う価格種類。 通常は終値(Close)でOK
Linear regression period 50 線形回帰期間 回帰チャネルの計算期間。長いほど大局、短いほど敏感。 M1–M5: 40–60/M15+: 80–120
½ Linear regression channel width 2.0 回帰チャネル半幅 チャネルの広さ。広いほどダマシ減/狭いほど早めにブレイク検知。 1.5–2.5 付近で調整
Color of middle lines when there is divergence Red ダイバージェンス時の中央線色 価格とTRIXに逆行が出たとき中央線を強調表示。 転換の予兆を視覚的に通知
On chart channel color DarkGray メインチャート枠線色 価格ウィンドウのチャネル枠線。 視認性の高い中間色が◎
On chart channel back color Gainsboro メインチャート背景色 チャネル内部の塗り色。 濃すぎる色はNG
On chart channel middle line style Dot メインチャート中央線 チャネル中央(回帰線)の線種。 Dot/Dashedなど好みで
On chart channel outer lines style Solid メインチャート外側線 上下バンドの線種。 Solidが一般的
On macd channel color DarkGray サブ枠線色 TRIXウィンドウ側のチャネル枠線。 価格側と統一感を
On macd channel back color Gainsboro サブ背景色 サブウィンドウのチャネル塗り色。 薄めのグレー推奨
On macd channel middle line style Dot サブ中央線 TRIX側の中央線の線種。 視認性重視で
On macd channel outer lines style Solid サブ外側線 上下バンドの線種。 Solidが見やすい
Unique ID for objects TRiXSlopeDiv1 オブジェクトID 同一チャートに複数挿す時の重複回避。 IDを重複させない
Interpolation Interpolate data when in multi time frame 補間(MTF) 上位足データを滑らかに補間表示。OFFで階段状(確定足ベース)。 視認性重視ならON

※実戦の基本:上位足TRIXの0ライン方向に順張りし、回帰チャネルの外側ブレイク+TRIXのSlope同方向でエントリー。
損切り=直近スイング外側 or ATR×1.5、利確=反対側チャネル/RR 1:1.5–2。

インジケーターの基本的な見方

  1. 0ライン:TRIXが0より上=上昇優位、下=下降優位。

  2. Slope(傾き):上向きほど買い勢い、下向きほど売り勢い。

  3. ダイバージェンス
    • 価格↑・TRIX↓=弱気(天井圏の警戒)
    • 価格↓・TRIX↑=強気(底打ちの警戒)

  4. MTF整合:上位足が上なら下位足は買いセットアップ優先、逆も同様。

エントリー戦略3選

1)順張りスロープ+0ライン戦略(鉄板)

  • 条件:
    • 上位足TRIXが0より上(上昇)
    • 下位足TRIXが0を上抜け、Slopeが上向きに加速
  • エントリー:直近高値ブレイクで買い
  • 損切り:直近スイング安値の少し下 or ATR×1.5
  • 利確:リスクリワード1:1.5〜2/Slopeがフラット化・反転で手仕舞い

2)ダイバージェンス反転+戻り待ち

  • 条件:強気/弱気ダイバージェンスが確定
  • エントリー:反転直後はダマシが多いので、戻り(押し)を待ってトレンドライン/移動平均付近から
  • 損切り:ダイバー根拠の安値/高値の外側
  • 利確:前回の戻り高値/安値、またはTRIXが0ライン到達で分割決済

3)チャネル(価格帯)×TRIX加速

  • 条件:価格がチャネル上限/下限付近、TRIXのSlopeが急加速
  • エントリー:上限ブレイク+Slope上向き=買い/下限割れ+Slope下向き=売り
  • 損切り:チャネル内への差し戻り
  • 利確:反対側のチャネル/次の節目

時間軸と設定の目安

  • スキャル(M1〜M5):TRIX 9〜12、Slopeをやや強めに平滑。MTFはM15。
  • デイトレ(M15〜M30):TRIX 12〜15、MTFはH1。
  • スイング(H1〜H4):TRIX 15〜20、MTFはD1。

併用すると強い指標

  • 移動平均線(EMA 50/200):大局の順張りに限定。
  • ATR:損切り幅とトレイリング。
  • 出来高系(OBV/MFI):ブレイクの信頼度確認。
  • 水平線・ピボット:利確目安。

まとめ

  • TRIXはノイズ耐性が高いモメンタム指標
  • Slopeで勢い、Divergenceで転換の予兆、MTFで上位整合を同時にチェックできるのが強み。
  • 実運用は「順張りスロープ」「ダイバー反転の戻り待ち」「チャネル×加速」の3本柱+適切な損切り管理。



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