


Golden_section_v2.2とは
Golden_section_v2.2(ゴールデン・セクション)は、数学的に有名な「黄金比(1:1.618)」をベースにしたフィボナッチ系の分析ツールです。
トレンドの“価格と時間のバランス”を視覚的に示し、相場の反転ポイント・押し目・戻り目を高精度で予測するために設計されたインジケーターです。
チャート上では、黄金比を中心にしたスパイラル円弧(フィボナッチ・アーク)と角度線(フィボナッチ・ファン)が表示され、
これにより「価格×時間」両方の相関関係を分析できます。
インジケーターの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類 | フィボナッチ系(黄金比分析ツール) |
| 目的 | 黄金比を用いた価格・時間の反転/押し戻り予測 |
| チャート表示 | 黄金比スパイラル(円弧)+放射線(角度線) |
| 対象時間足 | 全時間足(M1〜MN1まで対応) |
| 対象市場 | FX・株式・CFD・暗号資産すべて対応 |
| 特徴 | 黄金比の幾何学構造をベースにしたマルチライン分析 |
黄金比とは?
黄金比とは、
1:1.618(Φ=1.618033…)
で表される自然界・建築・美術・音楽などに共通する「調和の比率」です。
相場においては、
- トレンドの転換点
- 押し目/戻りの比率
- 波動の長さのバランス
などにこの黄金比が頻出することが知られています。
パラメーター設定&解説

基本設定
表示切替(ON/OFF)
スタイル設定(色/太さ/線種)
基準点(内部管理)
フィボナッチ・レベル(価格/時間比)
- 反転狙いは 0.618 / 0.786 / 0.886 を重視。利確は 1.272 / 1.618 へ。
- ExtFan と ExtArc を同時ONにして、価格×時間の交差エリアを要注視。
- 精度を上げるなら ExtDepth を10–12、ExtDopusk を0.005前後へ調整。
Golden_section_v2.2の機能と使い方
① フィボナッチ・アーク(Fibonacci Arcs)
- 黄金比(23.6%、38.2%、50%、61.8%、78.6%、100%、161.8%など)の半円が描かれます。
- 価格の戻り目や反転ゾーンを視覚的に確認可能。
- 波の中心から放射状に描かれるため、トレンドの“勢い”も把握できます。
② フィボナッチ・ファン(Fibonacci Fan)
- 黄金比に基づく角度線(斜線)を描画。
- トレンドライン+時間軸の関係性を可視化。
- 角度の傾きでトレンドの強弱や加速を確認できます。
③ ゴールデン・ボックス(黄金比スクエア)
- 中心に描かれる「矩形(四角)」が、価格と時間のバランスを示す重要領域。
- 四角形の拡大・縮小で、価格変動サイクルのリズムを把握できます。
トレード活用戦略
戦略①:押し目・戻りの黄金比エントリー
- 強いトレンド波動を選び、始点と終点を設定。
- 38.2%、61.8%ラインを押し目買い/戻り売りポイントとして活用。
- 反転シグナル(ローソクパターンやRSIダイバージェンス)と組み合わせると精度向上。
戦略②:黄金比アークで反転ゾーン確認
- フィボナッチ・アークの重なり合う円弧エリアは“価格の転換ゾーン”。
- 複数の時間足で同エリアが重なると、非常に強い反発/反落ポイントになる。
戦略③:時間サイクル分析
- 黄金比の角度線(フィボナッチ・ファン)で時間の転換リズムを予測。
- 価格だけでなく、“いつ反転しやすいか”を予測する時間分析に応用可能。
メリットと注意点
| メリット | 注意点 |
|---|---|
| ✔ 黄金比を用いた高精度な反転分析が可能 | ✖ 手動設定の始点・終点を誤ると精度が低下 |
| ✔ 時間×価格の両面を同時に分析できる | ✖ 複雑な描画で初心者にはやや難解 |
| ✔ フィボナッチツールとの相性が非常に高い | ✖ 短期スキャルには不向き(中長期向け) |
まとめ:Golden_section_v2.2は「時間と価格の黄金律を可視化するツール」
Golden_section_v2.2は、フィボナッチ理論を一歩進化させ、
「価格×時間」両方の調和を示す、まさに黄金比の視覚化ツールです。
- 黄金比ライン:反転ゾーン
- 黄金比アーク:リズムと勢い
- 黄金比ファン:時間軸の変化点
トレンドフォローにも逆張りにも応用でき、相場の“リズム”を読むトレーダー必携の分析インジケーターです。










