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Harami(ハラミ)インジケーターとは
Harami(ハラミ)は、ローソク足の組み合わせパターンである「ハラミ足(はらみ線)」を自動的に検出するインジケーターです。
「はらみ足」は、日本のローソク足分析で非常に有名な反転シグナルの一つで、上昇・下降トレンドの転換点を捉える際に強力なヒントを与えます。
このインジケーターは、チャート上に
- 赤い下向き矢印 → 売り(下降)サイン
- 水色の上向き矢印 → 買い(上昇)サイン
を自動で表示してくれるため、チャート分析の負担を大きく軽減します。
ハラミ足とは?
| 名称 | 説明 |
|---|---|
| ハラミ足(Harami) | 2本のローソク足で構成されるパターン。2本目の足(実体)が、1本目の足(実体)の内側にすっぽり収まる形。 |
| 意味 | 相場の勢いが一時的に弱まり、トレンド転換の兆候を示す。 |
| 出現位置の重要性 | 上昇トレンドの高値圏で出現 → 下落予兆。 下降トレンドの安値圏で出現 → 上昇予兆。 |
パラメーター設定&解説

調整ガイド(目的別の目安)
インジケーターの使い方
買い(上昇)サインの見方
- 水色の矢印がローソク足の下に出現。
- 前のローソクが長い陰線で、次の足がその範囲内に小さく収まっている場合、
売り勢力の勢いが弱まり「反転上昇」が起こる可能性。
👉 サポート付近+RSI30付近なら高確率。
売り(下降)サインの見方
- 赤い矢印がローソク足の上に出現。
- 長い陽線の後に、小さな陰線が陽線の範囲にすっぽり収まる場合、
買い勢力の勢いが弱まり「反転下落」が起こる可能性。
👉 レジスタンス付近+RSI70以上なら信頼度アップ。
トレード戦略3選
戦略①:反転トレード
- サイン出現後にトレンドラインや移動平均線のブレイク確認後にエントリー。
- 損切りは直近の高値・安値付近に設定。
- 高勝率の組み合わせ例:
- 上昇ハラミ+MACDゴールデンクロス → ロング
- 下降ハラミ+MACDデッドクロス → ショート
戦略②:ハラミ+トレンドフィルター
- 単純な反転だけでなく、上位足のトレンド方向を確認して精度を上げる。
- 例:H1が上昇中 → M5でハラミ買いサインのみ有効にする。
- トレンドに逆らわない形での「押し目・戻り売り」を狙う。
戦略③:ボラティリティ縮小→拡大狙い
- ハラミ足は「相場のエネルギーが一時的に縮小している」状態。
- その後のブレイク方向に大きな値動きが出やすいため、レンジ抜け狙いにも有効。
メリットとデメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ✔ 反転シグナルを自動で検出できる | ✖ 単体ではダマシが多い場合あり |
| ✔ 相場の転換点を早期に察知可能 | ✖ レンジ相場ではノイズ発生が多い |
| ✔ 他インジケーターとの併用で精度が上がる | ✖ 低ボラティリティ相場では効果が限定的 |
まとめ:Haramiは「静寂の中の転換」を捉えるインジケーター
Harami(ハラミ)は、
「相場の勢いが止まり、方向転換する瞬間」を教えてくれる強力なツールです。
派手なトレンド系ではなく、反転の起点にフォーカスする点が特徴。
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