MT5:FOREX GMT MARKET HOURS 　FX市場の取引時間をチャート上に視覚的に表示するインジケーター

　Forex GMT Market Hoursとは

FX市場の取引時間をチャート上に視覚的に表示するインジケーターです。

FXは24時間取引が可能ですが、実際には「世界の主要金融市場（セッション）」によって取引量やボラティリティが変化します。

このインジケーターを使えば、GMT（グリニッジ標準時）を基準に、東京・ロンドン・ニューヨークなどの主要市場の時間帯をチャートに表示でき、どの時間に市場が活発になるかを一目で把握できます。

• 分類：補助系インジケーター（マーケットセッション表示）
• 目的：主要市場の取引時間帯を可視化し、トレードの最適タイミングを判断する

　表示される主なマーケットセッション

1. シドニー市場（GMT 22:00～07:00）
   • アジア市場のスタート。ボラティリティは比較的低い。
     
     
2. 東京市場（GMT 00:00～09:00）
   • 円関連の通貨ペアが活発。USD/JPY、EUR/JPYなどに注目。
     
     
3. ロンドン市場（GMT 08:00～17:00）
   • 世界最大の取引量。ユーロ・ポンド・ドルが中心。
     
     
4. ニューヨーク市場（GMT 13:00～22:00）
   • ロンドンと重なる時間帯は最もボラティリティが高い。

　パラメーター設定＆解説

　インジケーターの使い方

① 取引時間の確認

• 各市場の時間帯をチャートに色分け表示
• どのセッションが開いているかをリアルタイムに把握可能

② トレードのタイミング判断

• 東京時間：レンジ相場が多く、ブレイク狙いの準備に向く
• ロンドン時間：トレンド発生しやすく、順張り戦略に有効
• NY時間：経済指標発表が多く、急変動に注意しつつ短期トレードに有利

③ 重複時間の注目

• ロンドン & ニューヨークの重複時間（GMT 13:00～17:00）
  → 世界で最も取引が集中し、ボラティリティが最大化

　まとめ：Forex GMT Market Hoursは時間管理の必須ツール

• 世界の主要市場の取引時間をチャート上に表示
• どの時間帯にボラティリティが高まるか一目で把握
• レンジ戦略・トレンド戦略を時間帯に応じて使い分け可能

FXトレードでは「時間帯」を意識することが勝率アップにつながります。
特に、ロンドンとニューヨークの重複時間はゴールデンタイムと呼ばれるほど重要なので、必ずチェックしておきましょう。