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Ozymandiasとは
Ozymandias(オジマンディアス)は、チャネル系インジケーターです。
移動平均線のように価格に追随しつつも、相場の「過剰なノイズ(ダマシ)を除去」して、より安定したトレンド判定を行うことを目的としています。
インジケーターの特徴
- チャート上にチャネルを表示し、価格がその範囲内で推移するか、ブレイクするかを示す
- 移動平均線+ボラティリティ要素を組み合わせた計算ロジック
- サポート・レジスタンスのように「価格のバリア」として機能
👉 一言で言えば、「移動平均線とボリンジャーバンドの中間的存在」とイメージすると分かりやすいです。
- 分類:トレンドフォロー系 + チャネル系
- 役割:ノイズ除去、方向性の明確化、サポート・レジスタンス判定
- ベース:移動平均(MA)と標準偏差の応用
トレンド方向をシンプルに捉えるインジケーターに分類されます。
Ozymandiasの使い方
① 基本的な見方
- チャネルの傾きが上向き → 上昇トレンド
- チャネルの傾きが下向き → 下降トレンド
- チャネルが水平 → レンジ相場
② エントリーの基本ルール
- 価格がチャネル上限をブレイク → 買いシグナル(上昇加速の可能性)
- 価格がチャネル下限をブレイク → 売りシグナル(下降加速の可能性)
- 価格がチャネル内で推移 → レンジ(スキャルピングに有効)
インプットの設定&解説

変数名 | 値 | 日本語訳 | 解説 |
---|---|---|---|
Length | 2 | 長さ(期間) | 計算に使うバー数。小さいと反応が速く、大きいと滑らか。 |
MAType | Simple | 移動平均の種類 | チャネル作成に使うMAの種類。Simple = 単純移動平均(SMA)。 |
(文字化け項目) | 0 | 推定:シフト値 or 適用価格 | 多くのOzymandiasでは「Shift(シフト)」や「Applied Price(終値など)」を指定。0=デフォルト設定。 |
トレード戦略3選
戦略①:トレンドフォロー戦略
- チャネルが上昇傾向のとき、押し目買い
- チャネルが下降傾向のとき、戻り売り
- ボリンジャーバンドや移動平均線と併用すると精度アップ
戦略②:レンジ逆張り戦略
- チャネルが水平で、価格が上下限にタッチしたら逆張り
- ストップは必ず直近のブレイクポイントの外側に置く
戦略③:他インジケーターとの併用
- RSI / Stochasticと組み合わせ → 過熱感をフィルタリング
- MACDや移動平均と組み合わせ → トレンド継続の強弱を確認
- ATR(平均真実レンジ)と併用 → 損切り幅の目安を算出
Ozymandiasのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
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まとめ
- 価格のバリア(サポレジ)+ノイズ除去を同時に行うのが特徴
- 基本戦略はトレンドフォロー、レンジ時は逆張りにも活用可能
- 移動平均やRSIとの併用で勝率アップ
👉 特に「相場の方向性をシンプルに捉えたい初心者」におすすめです。
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