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OzymandiasSignとは
OzymandiasSign(オジマンディアス・サイン) は、相場の「過熱感」と「平均回帰ポイント」を示す バンド系インジケーター(チャネル系) の一種です。
もともとの Ozymandias インジケーターは、ボリンジャーバンドのように「価格の上下限」をなめらかに表示するタイプの指標で、レンジ相場でも比較的安定した目安線を示す特徴があります。
その「Sign」バージョンである OzymandiasSign は、単なるバンド表示だけでなく、買いサイン(青色のマーク)・売りサイン(ピンク色のマーク) をチャート上に表示し、トレードタイミングを直感的に捉えられるのが大きな強みです。
インジケーターの詳細
- 種類:バンド系/チャネル系
- 目的:価格の過熱状態を把握し、逆張りや押し目買いのタイミングを可視化
- サイン表示:
- 青い星(★) … 買いサイン(下限付近)
- ピンクの星(★) … 売りサイン(上限付近)
ボリンジャーバンドよりもノイズが少なく、レンジ相場でも使いやすいことから「安定型バンド系インジケーター」とも言われます。
インプット設定&解説

変数名 (英語) | 値 (初期設定例) | 日本語訳 | 解説 |
---|---|---|---|
Length | 2 | 期間 | Ozymandiasの計算期間。短いほど敏感、長いほど滑らか。初期値2は短期向け。 |
MA Type | Simple | 移動平均の種類 | SMAを利用。他にEMA・Smoothed・LWMAに変更可能。 |
(文字化け項目) | 0 | 適用価格またはシフト | 通常は「終値(Close)」や「シフトなし」を意味。環境により文字化け表示される場合あり。 |
インジケーターの使い方
- 逆張りエントリーの目安
- 青サイン(★)が出たら買いを検討
- ピンクサイン(★)が出たら売りを検討
レンジ相場での逆張りが最も得意。
- トレンドフォローの押し目・戻り売り
- 上昇トレンド中 → 青サインのみ採用(押し目買い)
- 下降トレンド中 → ピンクサインのみ採用(戻り売り)
トレンドの方向をフィルタリングすることで精度が上がります。
- フィルターとして活用
- RSIやMACDなどのオシレーターと組み合わせると、ダマシを減らせる。
- 長期移動平均線(MA200など)で相場の大きな流れを確認してからサインを利用すると効果的。
おすすめ戦略
1. レンジ逆張り戦略
- サインが出たらその方向に小ロットでエントリー。
- 損切りは直近の高値/安値の少し外側に設定。
- ボラティリティが低いレンジ相場で有効。
2. トレンド押し目戻り戦略
- 移動平均線でトレンド方向を確認。
- 上昇なら青サインだけ、下降ならピンクサインだけ採用。
- ダマシシグナルを大幅にカットできる。
3. マルチタイムフレーム戦略
- 上位足(H1やH4)でトレンド方向を確認。
- 下位足(M5~M15)でサイン出現をトリガーにエントリー。
- トレンドフォロー+タイミング精度を兼ね備えた戦略。
まとめ
- OzymandiasSignはバンド系インジケーター
- レンジでは「逆張り」、トレンドでは「押し目・戻り売り」に使える
- 青サイン=買い、ピンクサイン=売りの目安
- 移動平均・RSI・MACDとの組み合わせで精度UP
- 初心者にもわかりやすく、上級者はフィルター活用で戦略に組み込みやすい
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