


SR Breakout Arrows MTFとは
サポートライン(Support)やレジスタンスライン(Resistance)のブレイクアウトを検出し、チャート上に矢印サインで表示するMT4/MT5用のインジケーターです。
さらに「MTF(マルチタイムフレーム)」対応により、上位足のサポート・レジスタンスの突破を下位足チャートに表示できるため、トレンドの転換点やブレイクポイントを視覚的に捉えやすくなります。
特に、ブレイクアウト手法をメインにトレードする人や、サポート・レジスタンスの反発/突破を狙いたい人 にとって強力な武器となるインジケーターです。
主な特徴
- ✅ サポート&レジスタンスのブレイクアウトを自動検出
- ✅ 突破ポイントに 矢印サイン を表示
- ✅ MTF機能 搭載(上位足のブレイクを下位足で確認可能)
- ✅ アラート通知対応(サイン発生時に見逃し防止)
- ✅ トレンドフォロー型・逆張り型の両戦略に応用可能
パラメーター設定(インプット)&解説

項目 | 値 | 日本語訳 | 解説 |
---|---|---|---|
tframe | current | 時間足 | どの時間足を対象にするか。current は現在のチャート時間足。上位足を指定すればMTF分析が可能。 |
RSI/CCI_Filter | false | RSI・CCIフィルター | trueでRSI/CCI条件を満たすブレイクのみ矢印表示。ダマシ低減に有効。 |
RSIPeriod | 14 | RSI期間 | RSIの計算期間。小さいほど敏感、大きいほど安定。 |
RSIOverbought | 75.0 | RSI買われすぎ | この値以上で買われすぎ判定(売り圧力の目安)。 |
RSIOversold | 25.0 | RSI売られすぎ | この値以下で売られすぎ判定(買い圧力の目安)。 |
CCIPeriod | 14 | CCI期間 | CCI(商品チャネル指数)の計算期間。 |
CCIBuyLevel | 50.0 | CCI買いレベル | この値以上なら買い優勢と判断するフィルター。 |
CCISellLevel | -50.0 | CCI売りレベル | この値以下なら売り優勢と判断するフィルター。 |
HighLow | false | 高値・安値フィルター | trueで直近の高値/安値を基準にブレイク判定を強化。 |
SignalDots | 3 | シグナルドット数 | サイン確定に必要な内部条件の強さ。小さい=頻度増/大きい=精度重視。 |
Alerts | true | アラート通知 | サイン発生時にポップアップ通知。 |
AlertOnClose | true | バー確定で通知 | 足が確定した時のみサインを確定。形成中の点灯を防ぎ、ダマシを減らす。 |
BarCount | 10000 | 計算対象バー数 | 過去何本のローソク足を計算するか。バックテストの範囲にも影響。 |
RSI/CCI フィルター
ONにすると「RSI・CCIの条件も満たしたブレイクアウトだけ」を矢印表示するため、ダマシを減らせる。
例)RSIが25以下のときにブレイク → 買い矢印。
AlertOnClose = true
足確定後にのみサインを出すため、精度が高くダマシが減る。初心者は必ず true を推奨。
SignalDots
値を小さくするとサインが多くなる(スキャルピング向け)、大きくするとフィルタが強まり中長期トレードに向く。
BarCount = 10000
インジケーターが過去どこまで計算してサインを出すかの範囲。基本はデフォルトで問題なし。
インジケーターの使い方(エントリー方法)
① トレンドフォロー型
- 上位足(例:H1)のレジスタンスをブレイクした矢印サインを確認
- 下位足(例:M15)でエントリー方向を合わせてエントリー
- 利確は次の節目ライン or ATRで計算した値
👉 トレンドの継続に乗るシンプルな手法。押し目買い・戻り売りと組み合わせるとさらに精度UP。
② 逆張り型(ダマシ狙い)
- 矢印サインでブレイク確認
- すぐに飛び乗らず、フェイクブレイク(だまし) を疑う
- 再びサポレジ内に戻る動きを見せたら逆張りエントリー
👉 レンジ相場で有効。サポート・レジスタンスの強さを測ることができる。
戦略と実践的な活用法
- MTF分析を活用することがカギ
例えば「4時間足でレジスタンス突破 → 15分足で矢印サインが点灯」すれば、強力なエントリー根拠になる。 - 他のインジケーターと組み合わせる
RSI・MACD・移動平均線などのトレンド指標と合わせると、ダマシを減らし勝率を向上できる。 - 損切りルールを明確に
サポレジをブレイクした直後はダマシも多いため、直近の高値/安値の少し外側にストップを置くのが鉄則。
メリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
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まとめ
- サポレジブレイクのシグナルを「矢印」で瞬時に表示
- MTF対応で「上位足の重要ライン」を下位足に落とし込める
という点で、裁量トレーダーの強力な武器 になります。
👉 特に「トレンドフォロー型ブレイクアウト手法」を軸にする方は必携のインジケーター。
ただし、ダマシを防ぐために MTF分析+他インジケーター併用 が必須です。
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