



ZIGZAG ON PARABOLIC+FIBO+CHANNELとは
価格の高値・安値を捉える ZigZag と、Parabolic SAR、Fibonacci レベルおよびチャネルを組み合わせて表示できる高度なカスタム指標です。
一言でお伝えすると「相場の流れを見やすくして、買い時・売り時の目安を線で教えてくれるツール」です!
1. Parabolic SARベースのZigZag算出
通常のZigZagとは異なり、Parabolic SARの加速点をもとに極値(ピーク・谷)を検出。従来より遅延が少なく、反応がより早いという特徴があります。
ZigZag(ジグザグ)とは、
相場の山と谷(高値・安値)を線でつなぎ、流れをスッキリ表示。
価格が上下しても、重要なポイントだけに注目できる。
👉「今の相場は上がり中?下がり中?」がパッと見てわかる!
Parabolic SAR(パラボリック)とは、
ローソク足の上や下にドット(点)を表示。
点が下にあると「上昇トレンド」、点が上にあると「下降トレンド」。
👉「トレンドの転換点」が見つけやすい!
2. チャネルの表示
3つの連続する ZigZag 極値を基に、上限・中央値・下限のチャネルを描画。サポート&レジスタンスの視覚化に便利です 。
チャネルとは(線でできた箱のようなもの)
ZigZagで出た3つの点を使って、相場の「通り道」を線で描く。
上限・中央・下限があり、相場がその中を行ったり来たりするのが見える。
👉「この範囲内で動きそう」「ブレイクしたら流れが変わるかも」がわかる!
3. Fibonacci(水準)表示
最後の2つの極値を使って 動的な Fibonacci リトレースメント(DynamicFibo) を描きます。
さらに、2つ前の極値に基づく 静的な Fibonacci レベル(StaticFibo) も描画可能です。
フィボナッチ(Fibonacci)とは、
過去の価格の動きから、どこで止まりそうかを予想する線。
よく使われているライン:38.2%、50%、61.8%など。
👉「どこで反発しやすいか」「買い戻しや売り逃げのタイミング」がわかる!
使い方と応用手法
他指標との併用:トレード判断の精度を高めるために、ボリューム指標やモメンタム系指標(例:MACD, RSI)などとセットで使うのが効果的です。
💡 こんなときに便利!
反転エントリー:上昇局面では下限チャネルや Fibonacci の38.2〜61.8%で反発確認後に買い。下落局面では上限や高い Fibonacci レベルで売り場として検討します。
トレンド確認:ZigZag の極が高値・安値の推移を明確にし、チャネルでトレンド方向が視覚化されます。
シーン | このインジケーターの使い方 |
---|---|
相場の方向を知りたいとき | ジグザグとパラボリックを確認し、上昇/下降の方向性を判断する。 |
どこでエントリーすればいい? | フィボナッチとチャネルのラインを目安に、反発・ブレイクでエントリーを検討。 |
利確や損切りの目安が欲しい | 「チャネル上限で利確」「ライン割れで損切り」など、ラインを基準に出口戦略を決める。 |
インジケーター設定画面の各パラメーター解説

🔸 SAR関連(Parabolic SARの設定)
パラメーター名 | 値 | 説明 |
---|---|---|
SAR step | 0.02 | SAR の感度。値が大きいほど点の切り替えが早くなり、反応が速い。 |
SAR maximum | 0.2 | SAR の加速最大値。値が大きいほどトレンド追従性が強まる。 |
🔸 ZigZagの起点に関する設定
パラメーター名 | 値 | 説明 |
---|---|---|
Extremum shift flag | true | ZigZag の山・谷を “現在の足の位置” にどれだけ寄せて表示するか。true なら最新位置に近い表示になる。 |
First extremum number | 1 | チャネルやフィボナッチの起点にする山・谷の番号。基本は 1 を使用。 |
🔸 チャネルライン(上・中・下)の設定
項目 | 値 | 説明 |
---|---|---|
Channel upper line color | DarkViolet | 上限ラインの色。 |
Channel upper line style | Solid | 線のスタイル(実線)。 |
Channel upper line width | 3 | 上限ラインの太さ(px)。 |
| Channel middle line color | Blue | 中央ラインの色 |
| Channel middle line style | Dashdotdot | 点線+破線 |
| Channel middle line width | 1 | 中央ラインの太さ |
| Channel lower line color | MediumVioletRed | 下限ラインの色 |
| Channel lower line style | Solid | 実線 |
| Channel lower line width | 3 | 太さ(見やすい太め) |
初心者が注意すべき点
- まずはパラメーターはいじらずデフォルトで十分です。
- 「チャネルの上下」「フィボナッチの38.2%、61.8%、100%」などがエントリーや利確の目安に
- パラボリックSARの点の切り替わりでトレンド転換の判断も可能
こんな人におすすめ!
- 相場の転換点を視覚的に捉えたい人
- 押し目・戻り売りのポイントを知りたい人
- トレンドの強さや反発の目安を探したい人
- テクニカル初心者でも見やすいチャートを使いたい人
【MT4/5のインジケーターの設定&EAの設定】
MT4のインジケーターの挿入設定
MT4のEAの設定
MT5のインジケーターの挿入設定
MT5のEAの設定